2020年4月に発売が決定したFF7(FINAL FANTASYⅦ)のリメイクを待ち望んだゲームファンも多いでしょう。

名作として名高いナンバリングタイトルですが、名作なだけにとても興味深い小ネタもありました。

FFファンの間では有名なネタかもしれませんが、実は同じナンバリングタイトルであるFF10同じ世界の物語だったんです!

後から僕も気づいたことですが、何とスクエニの公式設定扱いにもなっているんですよ。

少年

全く違う世界だと思ってたけど、一体何がどう繋がっているの?

若いギャル

もしかしてクラウドとティーダって、子孫と先祖っていう関係なの?

2つの作品は一体どういう繋がりになっているんでしょうか?意外な共通点も一緒に詳しく見ていきましょう!




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FF7とFF10は同じ世界!

国民的RPG『FINAL FANTASY』の7作品目と10作品目は、それぞれ1997年に初代プレステ、2001年にプレステ2から発売されました。

両作品はFFの中でも特に人気が高いですが、2つの作品は実は同じ世界の物語で繋がっていたんです!


スクエニの公式設定にもなっている小ネタなんですが、2つの作品の繋がりとしては

FF10から2000年後の物語がFF7

ということになります。

ティーダやユウナは、クラウド達の2000年前の人間ということになります。

ティーダとクラウドの2人とも髪の色は金なので、あながち間違っていないかもしれません、性格は全然違いますが(笑)

ただしクラウドの先輩にあたるザックスは、ティーダとほぼ性格がそっくりな明るい陽気なキャラです。

我々の世界で例えるなら、それこそ2000年前というとイエス・キリストがいた時代なので、ほぼ神話のようなお話になりますね。

だけど2000年経過しているといっても、文明の発展自体はかなり遅れているように思えます。

この理由についてはFF10の世界で、ザナルカンド(主人公の故郷)という都市が1000年前に滅んだことになっているので、文明の発展が一度衰退している形になります。


2000年後の物語ということですが、世界地図は違っているので、同じ惑星が舞台になっているわけではありません。

FF10の惑星にいたキャラクターが宇宙船に乗って、辿り着いた惑星がFF7の舞台となります。

では2つの作品を繋げる接点は一体どこにあるのでしょうか?




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FF10-2のシンラ君が神羅カンパニーの始祖?

FF10をプレイしただけではFF7の世界と繋がっているという伏線が掴めないですね。

FF7との繋がりが初めて確認できるのが、FF10の続編である「FF10-2」です。

この作品にシンラ君というアルベド族の少年が登場しますが、「FINAL FANTASY Ⅹ−2 ULTIMANIA Ω」の開発者インタビューによると、

「後に星の研究をするために、魔晄エネルギーを発見して、その後他の惑星に旅立ち神羅カンパニーを築いた。」

とのことです。

名前が「シンラ」だから、「神羅(しんら)カンパニー」で確かに繋がっていますね。

プレジデント神羅やルーファウスも、シンラ君の子孫であるということもゲーム中で伺えます。

神羅カンパニーは大都市ミッドガルの象徴的な存在です。

中央に立つ神羅ビルは、ユウナレスカがいたエボン=ドームと重なります。

金髪の若者

ミッドガルという大都市自体がザナルカンドをモデルに作られたのかな。

ただしFF7では、シドが仲間になったロケット村で神羅カンパニーが開発したロケットがありました。

でも別の惑星から宇宙船で飛来してきた子孫が築いた会社だから、既にロケット開発技術があってもおかしくなさそうです。

何らかの災厄があって宇宙開発の予算や技術がなくなったのでしょうか。

まぁこのお話については、ちょっと後付け設定的なものもあって、やや設定に矛盾が生じているような感じがします。

「魔晄」エネルギーの元祖とは?

シンラ君が見つけたという魔晄のエネルギーですが、これ自体はFF7で出てくるエネルギーで、その源はライフストリームです。

ライフストリームとは惑星の生命エネルギーです。

このエネルギーに該当するのがFF10の幻光虫と言われていて、その正体は虫でも生き物でもなくは、生命エネルギーの一種です。

2つともオーロラのような見た目をしていますよね。

別の惑星が舞台となっているということでしたが、仮に幻光虫が別の星になかったら、「魔晄」エネルギーも生み出せなかったことになります。

そう考えると、FF7の世界には幻光虫と同じような生命エネルギーがたまたまあったということになるわけです。



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FF7とFF10の意外な共通点まとめ

同じ世界で繋がっているというFF7とFF10の両作品ですが、同じ世界だからなのか似たような共通点もいくつかありますのでご紹介します。

世界地図が似ている?

2つの作品で用いられている世界地図を見比べると、南側に大きな大陸があり北の中央に大陸があります。

どことなく似ているような気がしませんか?

またFF10にはフィールドマップを移動するという概念はありませんが、物語の進行は2つとも地図の下から上という流れです。

  • FF7:ミッドガルから竜巻の迷宮まで
  • FF10:ビサイド島からザナルカンドまで


仲間キャラの共通点

両作品に登場する仲間キャラに意外な共通点があったのでご紹介します。

エアリスとユウナの宿命

FF7のヒロインはエアリスで、FF10のヒロインはユウナです。

2人とも魔導士キャラですが、2人とも世界を救うための重大な宿命を背負います。

エアリスはメテオを止めるため、ホーリーのマテリアを発動させるため祈りを捧げましたが、その姿は召喚士として修業を重ねるユウナの姿とすごく似ています。

ティファとユウナの顔が似ている?

FF7のもう一人のヒロインであるティファはユウナと顔が若干似ています。

クラウドがティファとエアリスのどっちが本命だったか定かではありませんが、2人は先祖と子孫の関係かも?

レッド13とキマリ

FF7にはレッド13、FF10にはキマリと2作品とも喋る獣系キャラが登場します。さらにレッド13の本名はナナキ、片仮名3文字も狙っているのでしょうか?


「ジェノバ」=「エボン=ジュ」?

FF7に登場するセフィロスの生みの親であるジェノバは、アルファベット表記だと「JENOVA」になります。

実はFF10に登場するエボンジュというキャラのアルファベット表記が「AVON-JE」なので、これを逆から読むと「EJ・NO・VA」、EとJを入れ替えたらちょうど「JENOVA」になります。

ややこじづけくさい感じも否めませんが、スタッフの遊び心でしょうか?

機械文明を否定する

これはストーリーに関するお話ですが、両作品とも機械文明の否定から始まっています。

FF7では神羅カンパニーに対抗するテロ組織であるアバランチが登場しますが、FF10ではザナルカンドは既に遺跡となっていて、機械を操作するアルベド族はワッカから毛嫌いされています。

もっとも両作品とも最終的には機械(飛空艇)に乗って、最終決戦に臨むわけなんですが…

まとめ

今回はFF7とFF10の両作品の世界の繋がりと意外な共通点について考察してきました!

FF7とFF10、両方とも発売されて10数年以上経過していますが、名作で僕自身もかなり昔遊びました。

因みに他にもファイナルファンタジーシリーズに関する面白い都市伝説や小ネタ集を以下の記事でまとめていますので、興味のある方はぜひご覧ください!




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