中二病という言葉を最近よく耳にすると思います。
もとはタレントの伊集院光のラジオ番組から生まれたネットスラングみたいですが、意外と多くの人が当てはまる症状でもあります。
実はもう一つ似たような言葉で厨二病もあるのをご存知でしたか?
読みとしては両方とも同じなのですが、一体どこがどう違うのでしょうか?
中二病と厨二病の意味の違いについて解説しつつ、どういった症状がある病気なのか?
そして悪化するとどうなるのかについても詳しく説明していきます。
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中二病と厨二病の違いとは?
結論から言いますと、中二病と厨二病は全く意味は一緒です。
漢字だけ違うだけですが、これは中学二年生の略語である「中二」を揶揄した言葉です。
詳しく由来を探ると、中学生が中坊となるのですが、この中坊を”厨房“と転じて、”厨”という漢字が代わりに使われてネットスラングとして定着してきました。
つまり、
中学二年生の病気→中二の病気→厨二の病気→厨二病
という流れで変化していったということになります。
ではどういった意味や症状なのか、次の項で解説していきます!
中二病について解説!どんな病気?
中二病とは読んで字のごとく、中学生2,3年くらいの頃から現れ始める思春期特有の心の変化みたいなものです。
早ければ小学校高学年からでもこういった性格の変化が出始める人がいます。
主な特徴を列挙すると、
- コーヒーを飲み始める
- 洋楽などにはまりだす
- 世間のことについてあれこれ語りだす
- 政治ニュースを口にしだす
- 同級生にも敬語を使ったりする
- アニメやゲームについて素人がどうこうと批判したりする
- 悪党に対し自分一人で戦う様子を妄想する
- 孤独を好むようになる
以上が中二病の主な特徴です。
これを見る限り、昔も似たようなことを口にしてたり、割と多くの人が当てはまる症状かもしれませんね。クラスに一人か二人はこういった同級生がいた記憶はあると思います。
そしてそういった同級生は大抵白い目で見られ変人扱いされます。
なぜこういった症状が表れやすくなるかと言いますと、思春期と言うのは誰もが通る道なのですが、この時期は人生で最も心が成長しやすくかつ不安定になりやすい時期に当たります。
わかりやすく言えばこの時期は子供から大人へと成長するステップを踏むわけですが、
その過程で大人への憧れを抱いてそれまでの子供じみた行動や価値観、考えから脱却しようとするのです。
そのため普通の大人でも発言しないようなおかしな発言や行動に走ってしまいます、ただ単に無理して背伸びしているだけなんですけどね。
大抵の場合は放っておいても時間の経過で普通になっていくのですが、症状が悪化するとかなりややこしいことになりますwww
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中二病が悪化するとどうなるか?
中二病は時間がたてば自然と治癒するもので、これに伴い多くの人は高二病へと変化するものですが、稀に悪化すると自分だけの世界観を作り出し周りから完全に変人扱いされるようになります。
主な特徴としては、
- 自分だけの世界観を作り出す
- 妄想が加速し、自分は秘密結社に属しているとか言い出す
- 第3の眼(通称”邪気眼”)を隠すために包帯を付ける
- 超能力に目覚めたとか言い出す
- 自分が世界を救うとか言い出す
症状がひどくなるとアニメの中に登場する架空のキャラを演じるという人もいます。
ここまでくると現実と架空の世界との区別がつかなくなり、自分が中心になって世界が動いているという強い思いが働いているのかもしれません。
特に邪気眼を隠すために包帯を巻きつけるという動作から、邪気眼系中二病という分類をされています。
※因みに某アニメに出てくる邪気眼を操るキャラはそもそも人間じゃなく妖怪ですwww
「俺の邪気眼が暴れない内に早く離れろ!」
などという意味不明な妄言が飛び出ることもあります(;^^)
大人になってもギャグで言う人はいますが、思春期の子供は割と本気で言うところが怖いですね。
もちろんこの症状も時間が解決して自然に治るものですが、多くの人にとっては間違いなく黒歴史になるでしょうwww
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