どうもこんにちは。

今回は働いている人には切っても切り離せないお話し、給料についてお話していきます。

 
みなさんが月に一度受け取る給料ですが、ざっとどれくらいでしょう?

そして、1年間合計するとどのくらいの金額になるのか、年間の収入、年収はどのくらいになりますか?

 
ただ一言で年収いくら? と聞かれても、そのまま”銀行口座に振り込まれた金額の1年間の合計“と勘違いしている人もいるかもしれませんが、そうではないです。

 
銀行口座に振り込まれた金額は、既に税金や社会保険料が差し引かれた数字なので、厳密にいえばこれが”手取り”になります。光熱費や家賃代は含まれないのでご注意を。

 
そしてここに”所得”という言葉も給料明細書には出てきますね。なんだかややこしいですが、これら3つの言葉の正確な意味を把握しておくのは、これからの社会を生き抜く上ではほぼ必須な知識だと思いますので、これからわかりやすく解説していきます。

 

1.収入とは?

ここで言う収入とは、働いている会社から支給された総金額のことを指します。

つまり給料の額面となるわけです。

自営業の人は、単純に1年間の売上金額と考えていいです。




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2.所得とは?

所得とは一言で言うと、収入から給与所得控除額を差し引いた金額です。

給与所得控除額は、収入から所得税や住民税を引くときにそれを差し引いた数字の控除分のことを指します。

次の画像を見てみると、給与所得控除額は年収によってその金額が変わってきます。

給与所得控除額

 
つまり年収が仮に500万円だと仮定すると、

500×0.2 + 54万円 = 154万円

この154万円が、年収500万円の人の給与所得控除額になります。

つまり年収500万円の人の所得は、

500-154=346万円 となるのです。

 
さらにこの346万円の所得に対して、所得税と住民税がかかるということになります。

 
国税庁のデータによると、2016年8月現在、課税所得が330万以上695万円以下なら、所得税は20%かかる計算なので、

346×0.2=69.2万円

 
そしてさらに住民税もかかるのですが、この住民税は、市町村民税6%と道府県民税4%を合わせたもので一律10%です。

なので、346×0.1=34.6万円。

 
つまり、年収500万円の人の所得は346万円となり、所得税と住民税を合わせると、103.8万円となるのです。

 

3.手取りについて

最後に手取りについて説明します。

この手取りこそが、皆さんの毎月の銀行口座に振り込まれる金額になるのですが、先ほど説明した年収500万円の人の場合の手取りはどうなるのかというと、まず所得が346万円、かかる所得税と住民税の合計は103.8万円です。

故に、年収500万から所得税と住民税の合計を差し引いた金額は、

 
500万円-103.8万円=396.2万円

この396万2000円こそが源泉徴収後の支給額となり、ここからさらに社会保険料を引いたものが手取りとなるわけです。

社会保険料の計算はややこしいのでここでは省きますが、年収500万の人だとだいたい約70万円です。

 
よって、396.2万円ー70万円=326.2万円

 
年収500万だと、手取りは約325万円といった感じでしょうか?

だいぶ減りましたね。

 
年収1000万とか年収2000万の人も、世の中にはたくさんいますが、かなり税金で徴収されているので、実際に受け取る金額はその約6割くらいだと考えてください。

 
いかがでしょうか、かなりわかりやすく解説したつもりですが、自分としてはこれが限界ですwww

これから新社会人になる方はぜひ参考にしてみてください!
 
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