宴会や合コンの余興の定番といえば、「カラオケ」ですね。

しかしよく耳にする言葉ではありますが、漢字で書くとなると恐らく答えられない人も多いでしょう。

金髪の若者

まさかの「空桶」とかじゃないかな?

外国人男性

多分「歌羅御家」とかじゃない、違うかな?




そもそも「カラオケ」の漢字表記があるのかどうか、正直怪しいですね。

調べてみたら「カラオケ」の漢字表記はちゃんとあったんです。

あと英語や中国語での表記についても、気になるところですね。詳しく見ていきましょう!




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「カラオケ」の漢字表記とその由来

「カラオケ」にはちゃんとした漢字表記がありました。しかもとんでもなく意外な表記です!

卡拉OK



少年

最初の2文字は一体何だ。そしてどうしてアルファベットの「OK」が?

ご覧のような表記になりました。正直かなり驚きですよね。

最初の2文字に至っては、どう見ても日本語の漢字に見えません。実はお隣の中国語が由来の言葉だったみたいです。



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「卡拉OK」の由来は中国語?

「カラオケ」を漢字で書くと「卡拉OK」、漢字2文字とアルファベット2文字になります。

この表記の由来ですが、実は中国語にありました。

実際中国語辞書で「カラオケ」と検索すると、確かに「卡拉OK」と表示されます。


発音は最初の2文字が「カラ」、次の2文字はアルファベットの「OK」でそのまま読み、合わせて「カラオーケー」となります。

実は日本語には「カラオケ」に該当する漢字表記はありません。

「カラオケ」の語源とは?

「カラオケ」という娯楽自体は日本発祥のハズですが、そもそもの語源は日本語の「空演奏」から来ています。

「カラオケ」の「カラ」は「空」をそのまま呼んで、「演奏」に当たる部分は英語の「オーケストラ(orchestra)」の「オーケ」を当てています。

「空演奏」=「カラ・オーケストラ」=「カラ・オーケ」

よって「カラオケ」となるわけです!

これをそのまま中国語でも音訳した表記が「卡拉OK」となります。


中国語なのにアルファベットとか使うのかと、おかしいんじゃないか、と思いたくなりますね。

ただ日本語でも「オケ」の部分は、英語の「オーケストラ」から来ています。

つまり「カラオケ」は日本語と英語が混ざった造語なわけです。


そう考えると、中国語でも「オケ」の部分を外国語、つまり敢えてアルファベットとして表記し、母国語と外国語が混ざっていることを表現しているわけです。




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「カラオケボックス」は「练歌房」!

中国語で「カラオケ」は「卡拉OK」となります。

しかし「カラオケボックス」となると、少し変わってきます。

若いギャル

「カラオケ」が「卡拉OK」なら「卡拉OK箱」じゃない?

このように思いがちですが、実は「カラオケボックス」はアルファベットは使わずこう書きます。

练歌房

発音は「リィアングーファン」、意味を直訳すると「歌の練習をする房(小部屋)」、だから「カラオケボックス」となります。

「カラオケ」を様々な国の言語で言うと?

「カラオケ」の漢字表記は中国語の表記となります。

では英語やドイツ語、韓国語などの言語で表現するとどうなるでしょうか?順番に見ていきましょう!

英語で「karaoke」

英語だとそのままローマ字で「karaoke」と表記します。

ただ発音は少し癖があります。

「o」の部分を強調して、「キャリオーケー」となります。

ドイツ語で「karaoke」

ドイツ語でも英語と同じ「karaoke」となります。

発音は「カラオーケ」、ほぼ日本語と同じです。

韓国語で「노래방」

お隣の韓国でもカラオケはあります。

ですが発音は日本と全く異なるようで、ハングルで「노래방」、「ノレバン」と発音します。

「歌」を意味する「ノレ」と、「部屋」を意味する「バン」が合わさった形になります。

まとめ

今回は「カラオケ」の漢字表記について解説してきました。それでは内容をおさらいしましょう!

  • 「カラオケ」を漢字で書くと「卡拉OK」、発音は「カラオーケー」、中国語
  • 「カラオケ」の語源は日本語の「空演奏」、「演奏」は英語で「オーケストラ」となる
  • 「カラオケボックス」は中国語で「练歌房」、発音は「リィアングーファン」
  • 「カラオケ」を英語で書くと「karaoke」、発音は「キャリオーケー」
  • 「カラオケ」をドイツ語で書くと「karaoke」、発音は「カラオーケー」
  • 「カラオケ」を韓国語で書くと「노래방」、発音は「ノレバン」

「ではここで問題です、『カラオケ』って中国語でどう書くでしょう?」

というお題は宴会やパーティーでも使えます、パーティーの挨拶役を頼まれた時に話のネタとして使えるでしょう。

「空桶」というのは間違った回答ですが、笑えるボケとしては使えるかもしれませんね。

ところで普段はカタカナでしか見ない名前も漢字表記はあります。合わせて以下の記事も御覧いただければ幸いです!








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