突然ですがみなさんはUFOを見たことはありますか?

恐らくこんな質問をされても「ある!」と答えられる人は少ないでしょう、もちろん筆者も見たことはありません。

 
世界中では今も昔もUFOの目撃証言が多くあって、どれが本当でどれがデタラメなのかわかりません。中には絶対これ嘘だろ!と思うような写真などもあったり、UFOに誘拐されたなどと言う驚きの証言をする人だっています。

UFOの正体に関しては昔から様々な憶測があります。中には科学的な根拠に基づいてしっかりと説明されているものもあれば、未来人が来ているという突拍子もないような説もあったりして、どれもこれも100%そうだと断定できるわけではありません。特に宇宙人に関してはフェルミのパラドックスという理論もあって地球には簡単に来れないというのは科学者の間で常識のようです。
フェルミのパラドックスについて解説!地球外文明の数はどのくらい?

そこで今回はUFOの正体についてより現実的な路線で考察していきます。また世に多くあるUFO映像や画像に隠された意味についても解説していきます、興味のある方はぜひご覧ください!




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UFOの正体で有力だと思われる説は?

中国の反日プロパガンダ

今回は自分なりに真面目にUFOの正体について論じていきたいと思います。より科学的に、現実的な路線に乗っ取って解釈すると以下のような説があります。

 

単なるいたずら説

ピアノ線でUFOの模型を吊るしたり、気球や凧を上げたり、別々の写真を合成したりなど個人がCGや特撮で作ったいたずら画像という説です。

昔と違って個人がコンピュータを持って、かつCGの技術も発達し、さらにドローンの登場もあってかより本物に近いUFO画像を作成できるようになりました。

ただしイタズラの技術が向上したということは、科学的に見破れる技術も向上したということで、子供だまし的なトリック画像は簡単に見破れなくもないです。
 

人工物・自然現象の見間違え説

次に有力なのが空に飛んでいる人工物を見間違えたという説です。

空に飛んでいる人工物と言えばヘリコプターや飛行機、戦闘機などが頭に浮かびやすいですが、これらの物体は日常でも良く見かけるので、まさかUFOと見間違える人は少ないでしょう。(逆に言えばこれらの物体を見たことがない人にとって見ればそれは全て未確認飛行物体、すなわちUFOとなるわけです。)

空に浮かんでいる物で言えば他にも風船や凧、気球などがあって、例えばイベント用に打ち上げたバルーンや気球などを、視界が悪い日に遠くの人が見間違えたということでもUFOになるのです。

 
また空に浮かんでいなくとも、遠くの方で光っている車のヘッドライトや、建造物の光などは目撃者との間に木などの障害物があると不規則に点滅したり瞬間的に消えたり現れたりするように見えてあたかもUFOが飛んでいるように見えます。

 
同じような理由で単なる自然現象でもUFOと見間違えることがあります。

誤認されやすい自然現象の代表例が流れ星や球電などです。特に球電は空中を発光体が浮遊する自然現象なのでよくUFOと間違えられやすいですが、20~30kmほど遠方で雷雨が起きている時に発生することが多く、自然発生したプラズマの塊という説が有名です。

他にも円盤型の形状になるレンズ雲という自然現象は、見た目が本当にUFOにそっくりなので特に見間違えやすい例だとされています。




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政府による陰謀説

軍事評論家の間で有名な説ですが、多くのUFO目撃談は軍事組織や政府・情報機関によってねつ造・歪曲されたものだという説です。

例えば軍事用の秘密兵器や実験機、さらに偵察機などを一般人が目撃したらそれは全て未確認飛行物体と言う形になりますが、これが公に報道されると外国のスパイに漏れたり、安全保障上のリスクになる可能性が高いのです。

そこで敢えて超常現象やマスメディアを通じて「宇宙人の乗り物だ」とか「超常現象だ!」と喧伝して、視聴者の関心を肝心な部分から背けようという工作に過ぎないという説です。

UFOに関してはアメリカ政府もその全容をしっかりと公表せず機密にしている部分もあるそうです。ロズウェル事件などはその代表例ですが、特にUFOの目撃談が多いのが冷戦時代だっただけにこうした陰謀論も出てきました。もちろんアメリカのネバダ州にあるエリア51のように秘密兵器の研究基地であることがわかっている場合もあります。
 

UFOビジネスとは?

UFOとの遭遇

ご覧のようにUFOの正体はいたずら説・誤認説・陰謀説などいろいろありますが、これほど科学が発達しているにも関わらず、なぜUFOの目撃談やその映像は毎年多く出てきて人々を騒がせるのでしょうか?

簡単に言えばUFO映像はお金、すなわちビジネスになるからです。あからさまに嘘だと思うような映像でもCGを駆使して本物のように作れる時代です。そうした映像は人々の中にある好奇心、信じられないけど信じてしまうロマンをかきたてる物で凄く視聴者受けがいいのです。視聴者受けがいいということは視聴率が上がるので、こぞって取り上げようとするわけです。

今の時代はテレビだけでなくネットも普及しています、一般人が撮影した映像がすぐにTwitterなどのSNSを介して拡散されるので尚更です。

 
中にはUFOが車を大破したり、人間をさらっていったりするなど荒唐無稽極まりない内容もありますが、実際こんなことが起きたら大スクープでニュース番組で取り扱うはずです、それなのに特集されるのはバラエティ番組だけって変ですよね?

特に日本で広まっているUFO映像は海外のものが圧倒的に多いですが、実は海外で集められたUFO映像は1本使用するのにかなりの料金(紹介料)が発生していて、テレビ制作会社との間で高値で取引されているみたいらしいです。

 
UFOとは未確認飛行物体と言う意味です、それ自体宇宙人の乗り物という意味でもなければ、未来人の乗り物という意味でもありません。UFO=宇宙人の乗り物という認識が広まったのがロズウェル事件ですが、そのロズウェル事件が起きた都市ではUFOミュージアムや銅像が建っていたりして観光名所として有名になっています。

 
このようにUFOというのは多くの人達にとって好奇心を煽るので非常にお金になるビジネスだと言えます。絶滅した恐竜でも博物館に巨大な化石が陳列していたら多くの人がそれを見にやって来ますが、それと理屈は一緒です。

本当に宇宙人が乗ってきた乗り物が円盤形だけというのも不自然です、もちろん人間が乗るような宇宙船と同じ形でもちょっと不思議な感じですが、少なくとも物理学を無視したような動きをしているのであればそれは間違いなくねつ造であると言えますね。

 

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