働かなくてもいい時代が来るかも?
そんな甘い期待を秘めて生きてたりしてませんか?
かくいう僕も昔は、ぶっちゃけ働きたくないなぁーと考えてた時期があります。
「そんな甘い話なんてない、働かざる者食うべからず、という言葉があるだろ!」
なんていうことを、世間の大人たちは言います。
そういう甘ったれた気持ちに浸らないまでも、何らかの理由で働かない人のことを、俗に「ニート」と呼びます。
改めて見ると変なカタカナですよね、一体漢字でどう表記するのでしょうか?
またそもそもの意味は何でしょうか?今回は「ニート」の意味と漢字について詳しく調べてみました!
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「ニート」の意味とは?漢字で表記するとどうなる?
昨今ニュースや日常生活でもよく耳にするようになった「ニート」という単語、俗に定職につかず働かない人のことを指す用語と言うのは、何となくですが知っている人は多いでしょう。
では正式な意味は何になるでしょうか?
そもそもニートとはアルファベットで「NEET」と書きますが、
Not in Education, Employment or Training
の4つの英単語の頭文字からとった略語です。
これを和訳して「就学・就労・職業訓練のいずれも受けていない」人を意味する用語になります。
では漢字で書くとどうなると思いますか?
上記の意味も合わせて、ニートを漢字で表記するなら
無業者
になるでしょう。
しかしこれだとアルバイトなどで生計を立てるフリーターや、似たような表現の失業者と勘違いしてしまいそうです。
また資格を取得するため、敢えて無職になり勉強中の人もやはり含まれます。
ですので、本当に勤労・勉強意欲がなく、アルバイトすらしていない無業者という意味合いを強めるなら、
無勉強無業者
がいいかもしれません。
他にもあった漢字表記
調べてみたら、ほかにもニートを表した漢字表記はあります。今回はその代表例を紹介します。
- 無職:無職の状態
- 自宅警備員:引きこもりやニートを表すインターネットスラング
文字通り無職の人を意味する言葉。今や「ニート=無職」という意味合いが強くなったので、単にこれだけでも通用するかもしれません。
24時間無休と揶揄される花形産業ですが、もちろん本当の警備の仕事ではありません。
しかし今ではユーチューバーという自宅警備員でもできる仕事があるので、
必ずしも「自宅警備員=ニート」というイメージが合致するとは限りません、もちろん収入があればの話ですが。
※侮蔑的な意味合いが強い表現です。好きでニートになった人もいるわけじゃないので、安易に使わないようにしましょう!
当て字だと?
意味とか何も考えず、ただ単に音だけで表記する方法もあります。
カタカナで「ニート」ですが、「ニイト」と無理矢理読むようにして
「ニ」と「イ」はほかにも「煮」、「緯」でもいいでしょう。
ただし最後の「ト」はあくまで人を意味する言葉を強めるために、「人」や「徒」と充てた方がいいかもしれません。
おまけ:ベーシックインカムとは何か?
ここからは少し脱線して、昨今のニートにとって耳寄りな情報をお届けします。
それがベーシックインカムという制度です。
ベーシックインカムを簡単に説明しますと国民全員に一律として、一定額の所得を無条件で定期的に補償するという構想のことです。
具体的にどのくらい支給されるかを説明しますと、経済評論家の山崎元さんの試算によれば、毎月4万6000円の支給が可能とされています。
日本の社会保障費はここ数年ほぼ100兆円、ここから医療費の30兆円余りを差し引いて日本の人口1億2500万人で割ると、このような数字になります。
このベーシックインカムの構想は、1970年代のヨーロッパから議論が始まり、既にオランダのユトレヒトという都市で試験的に導入されています。
2.導入後のメリットとデメリット
さてベーシックインカムを導入するとどんなメリット・デメリットがあるのか、箇条書きで簡単に紹介します。
メリット
- 年金も生活保護も全て廃止できるので、その分の公務員を削減できる。
- 社会保障制度が簡素化されるので、行政のスリム化もできる。
- ワーキングプアと言った貧困対策にもなる。
- 失敗を恐れずに経済活動ができ、学生がより勉学に励める。
- 失業しても最低限の生活はできるので、ブラック企業の矯正にもなり得る。
デメリット
- 国民一人当たりの支給額を増やすとなると、当然それ相応の財源が必要となり、結果として増税となる。
- 働かなくても最低限の生活ができることから、むしろ勤労意欲が下がるのではないかとの懸念もある。
- 厚生年金も廃止されたら、逆に一部の年金生活者にとってはマイナスになる。
このように優れた制度と言う感じに聞こえますが、メリット・デメリット両方多くあります。
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しかし日本の将来、いや世界の将来の行く末を考えた時に、このベーシックインカムを導入せざるを得ない事情が既に起こり始めているのです。
それが労働の機械化、すなわちコンピューターが人間にとって代わり仕事をする時代が来るということです。
ひと昔前だったらそんな時代なんか来るわけない!と言って笑い話で済んでいた話ですが、近年のテクノロジーの向上で、現実味を帯びてきたのです。
昨今自動運転の車が盛んに開発されるようになり、既にアメリカではいくつかの州で公道走行実験が行われるようになりました。
今後失業者が増えて、路頭に迷う人が増え始めますが、仮にそうした事態が起きても大丈夫なように、ベーシックインカムが必要になって来るのです。
人間がやらなければいけないような仕事は本当にごく一部に限られてくるでしょう。
事務系の仕事、工場でのライン作業なども単純なので、ロボットで代用できます。農業だってもしかしたら、機械が全部やってくれるかもしれません。
そうなると本当にニートでもいい時代が来るかもしれません。もちろん自民党政権が続く限りないとは思いますが……
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