今回のテーマは焼肉バーベキューの違いについてです。

僕自身、かなりのグルメ通で1人でも焼き肉屋に行くくらいなのですが、焼肉と同じような用語でバーベキューと言うのがありますよね。

キャンプやビアガーデンなどの屋外で肉を焼いて食べる時は、焼肉とはいわずバーベキューと言いますよね?


「同じ肉を焼いて食べる行為に変わりないのに、別にキャンプでも焼肉でいいのでは?」

と僕自身凄く疑問に思っていました。


「もしかして屋内の時は焼肉で、屋外の時がバーベキューと区別するのか?あるいは使っている道具とかも関係するのか?」

なんて言う勝手な想像もしてたのですが、実はもっと重要な違いがあったのです。

ということで今回は、焼肉とバーベキューの違いを深く掘り下げていきます!




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焼肉とバーベキューの違い

一言で焼肉とバーベキューの違いを説明となると、冒頭でも紹介したように

「焼肉は屋内で食べるのに対し、バーベキューは屋外で食べる」

となります。


つまり「バーベキュー=屋外で行う焼肉」になっています。

そしてどちらも火格子式のグリルや焼き網の上に生の肉を載せて、火で直接焼き上げたり、串で刺して串焼きにして食べると言った点もほぼ同じです。

でもこれだけだと少し味気ないので、もう少し詳しくいろいろな違いを表にしてまとめました。

焼肉 バーベキュー
起源 朝鮮半島 アメリカ南部
食べる場所 屋内 屋外
味付け 醤油をベースにしたタレ ソースやスパイス・ラブ
肉の部位 カルビやロースの他にもハラミ、モモ、タンなど様々 主にリブやブリスケットなどの固い部分が多い
使う道具 専用のプレートの他にフライパンを用いる場合もある 主に蓋付きやドラム型のバーベキュー・グリル

ここまでが主な違いについての解説でしたが、実は2つの言葉にはもう一つ大事な違いがあります。

その違いとは実は食べ方にあったのです!


一言でまとめますと

  • 焼肉は調理しながら食べる
  • バーベキューは調理した後で食べる

という違いがあるのですが、ここでちょっと疑問に思う方も出てくるでしょう。


ちょっと待って!バーベキューも普通に調理しながら食べるけど?

言われてみればそうですね。実際日本人はどんな感じでバーベキューを楽しむのか。動画を見てみましょう。

確かに肉と一緒にいろんな具材を入れて、調理しながら食べてますよね。


実は上記で説明した違いというのは、記事の後半でも取り上げますが、本場アメリカでの食べ方で、焼き上がった肉を皿に盛りつけてから食べるというのが主流です。

日本でのバーベキューは動画でもわかるように、肉や野菜を串で刺して鉄板の上で焼くという行為自体は共通していますが、焼き上がっている途中でお皿に盛りつけもしないで、そのまま食べる人が多いです。

これじゃ焼肉と変わらないですよね、ただ単に場所が違うってだけの話です。

そのため屋外で行うのはバーベキューではなく、「焼肉パーティー」という表現もできます。

なぜこんな差異が生まれたのでしょうか?

バーベキューが日本に根付いた経緯なども踏まえて詳しく見ていきます。




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バーベキューの歴史と由来

そもそもバーベキューというのは、アメリカ南部に住んでいた先住民族が行っていた調理法がその起源とされています。

この地を探索したスペイン人の探検家が、その調理法を見て、母国語のスペイン語で「丸焼き」を意味する「barbacoa」(バルバコア)と表現して、これがバーベキュー(英語表記は「barbecue」)の語源となりました。


つまりもともと「丸焼き料理」を意味する言葉で、現地の調理法では豚や牛の柔らかくない部位を、100℃前後の低温で数時間から半日もかけて、じっくりと蒸し焼きにして完成となります。

大量の臭いと煙が充満するので、換気設備を良くした場所か屋外で調理するようになりました。


ここから「バーベキュー=屋外で肉を焼いて楽しむパーティー」となったわけです。

本場のアメリカでは20世紀初頭から商業的なバーベキューが広まって、屋外のキャンプ場や公園などでイベント会場が常設され、レストランも登場するなど、大ブームとなりました。



日本のバーベキューは実質焼肉パーティー?

この大ブームの流れは当然日本にも普及します。

日本ではもともと焼肉文化が既に根付いていたので、屋外で肉を焼くパーティーは新鮮でしたでしょうね。

しかし本来の食べ方やマナーについて詳しく把握している人は、よほどのアメリカ通を除いていません。そのため庶民の間では

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バーベキューって屋外で焼肉パーティーを楽しむようなものか!

といった認識で、混同されたまま広まったのでしょう。


アメリカ人からしてみたら、日本のバーベキューの光景を見ても違和感を覚えるのではないでしょうか。

アメリカではバーベキューは“おもてなし料理”という認識が強く、それこそ大きくて立派なグリルでじっくりと長時間かけて焼き、お皿に盛り付けをして準備して、パーティーを行うのです。


日本のバーベキューは、そこまで長い時間をかけて肉を焼くということはしません。

長くてもせいぜい10分くらいでしょう、焦げちゃいますからね。

このように「短時間で肉を焼きあげる」という行為は、アメリカではバーベキューとは呼ばず“グリル”と呼びます。


因みに本場アメリカのバーベキューで使われる調理器具としては、日本のと違って大きくて蓋がついています。

またドラム式になっている種類もあるんですよ!

焼肉のルーツは朝鮮半島!

以上の説明から、日本でのバーベキューは本場アメリカのバーベキューとは意味が違っていて、ほぼ「屋外の焼肉」と同じになっています。

一方で焼肉というのは日本、ならびに韓国や朝鮮半島など東アジア限定の食文化みたいですね。「焼きながら食べる」というスタイルは、日本人が昔から好む鍋料理にも共通しています。

日本で焼肉が誕生したのは実は戦後のようで、もとはと言えば在日朝鮮人が始めた屋台からだったそうです。

韓国旅行を楽しむ人の多くが、韓国独自の焼肉料理を楽しむことにあるそうですが、朝鮮半島では李氏朝鮮時代から焼肉文化があったようです。

今でも日本で見られる韓国風焼肉店の中では、この李氏朝鮮時代の宮廷料理の調理方法が応用されています。ただ韓国では、客がタレをつけて食べるというスタイルは一般的でないようです。


焼肉を英語で言うと?

では肝心の焼肉を英語で表現すると、どうなるのでしょうか?

これはいろいろと表現があるみたいですが、焼肉という食文化がそもそも日本独自のようなものなので、そのままローマ字表記で「Yakiniku」でも通用します。

つまり寿司の「SUSHI」、たこ焼きの「TAKOYAKI」と同じようになるわけです。

もちろん「Japanese barbecue」という表現もあります。

直訳すると「日本(流)のバーベキュー」となりますが、どっちでも通用するでしょう。

ただ個人的には日本語をそのままローマ字表記した「Yakiniku」が一番しっくりきますね。この言葉がもっと広まって欲しいと思います!

まとめ

今回は焼肉とバーベキューの違いについての解説でした。

「屋内で行うか屋外で行うか」という点だけでなく、食べ方や起源、歴史、英語での表現なども違っていたことがご理解頂けたと思います。

屋外で肉を焼いて食べる際は、「焼肉パーティー」と呼ぶようにすれば正しい表現となります。


因みに屋外で焼肉パーティーを行う際は、以下のルールを必ず厳守してください!

  • 周りに人がいないなど、迷惑にならない場所でおこなうこと!
  • 食後は必ず消化し、火が完全に消えたことを確認すること!
  • ゴミは絶対に持ち帰ること!

焼肉とバーベキューはそれぞれ独自の楽しみ方がありますが、マナーだけは絶対に守って食べましょう!


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