野球といえば全ての選手に背番号がありますよね。

特にプロ野球ではスター選手や大きな実績を残した選手の背番号は永久欠番や、次に有力な選手が入ってくるまで欠番とする謎の制度があります。


有名なのが元巨人の王貞治の背番号1、長嶋茂雄の背番号3、松井秀喜の背番号55、さらに2019年3月に引退を表明したイチローの背番号51ですね。

またエース級の投手には、特に10番台の背番号をつけるようにもなっています。


しかし高校野球はと言いますと、出場している選手を見てみたら、ほぼ全員1桁台とかになっています!

多分プロ野球の影響を強く受けている人からしたら、凄く違和感があるでしょう。

全員背番号が若すぎて、「一体誰が一番凄い選手かよくわからない。」なんていう疑問を抱く人もいるかもしれません。

でも調べてみたら、高校野球には高校野球なりの背番号の意味やルールがありました。

今回は高校野球の背番号の意味を探ってみました。これを読めば高校野球通になるかもしれませんよ(^^




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高校野球の背番号の意味とは?

高校野球の背番号は冒頭でも紹介したように実はちゃんとしたルールがあります。


結論から言いますと、

出場選手の守備位置を示している

ことになります。


言い換えれば、「背番号=守備位置番号」ということになりますが、プロ野球にも守備位置番号はちゃんとあります。

プロ野球の観戦時ではあまり気にもしないと思いますが、例えばある野手がダブルプレーを打った時に、実況が

6-4-3のダブルプレー!

と発言することがありますよね。

この時に出てくる、6と4と3というのが守備位置番号を表します。


高校球児はプロ野球みたいに適当につけていいわけではなく、自分が守る守備位置に沿って割り当てられるんですね。

では番号ごとにどこの守備位置なのか、1番から9番まで詳しく見ていきます。

投手(ピッチャー) 1番
捕手(キャッチャー) 2番
一塁手(ファースト) 3番
二塁手(セカンド) 4番
三塁手(サード) 5番
遊撃手(ショート) 6番
左翼手(レフト) 7番
中堅手(センター) 8番
右翼手(ライト) 9番



先ほど紹介した「6-4-3のダブルプレー」は上を参考にしますと、「ショートが打球を捕ってセカンドに送球し、セカンドがファーストに送球してダブルプレー」ということになります。

長すぎるので上のように守備位置番号で言い換えているのです。


レギュラー9人の背番号と守備位置が一致しなければならない」という文言は、日本学生野球憲章や高校野球特別規則にも規定されてはいないので、必ずしも上記のようになるとは限りません。

例えば試合途中でピッチャーがセンターやライトの位置について控えの別の投手が登板したり、守備位置を交代するなんていう光景は特に控えメンバーが限られている高校野球ではよくあります。

歴代の名選手を高校野球の背番号で!

往年の名選手を高校野球の背番号で置き換えてみますと、ざっと以下のような感じになります。

  1. ピッチャー:黒田博樹
  2. キャッチャー:野村克也
  3. ファースト:王貞治
  4. セカンド:落合博満
  5. サード:長嶋茂雄
  6. ショート:松井稼頭央
  7. レフト:山本浩二
  8. センター:松井秀喜
  9. ライト:イチロー

こんな感じになりますが、背番号9のイチローや背番号8の松井秀喜とか凄く違和感ありますね(;^^

因みに日本の野球で初めて背番号がつけられたのは、1931年に開催された第8回選抜中等学校野球大会(現在の春の甲子園のこと)で、何とプロ野球が生まれる前でした。

さらに遡ると背番号が野球の歴史で初めて採用されたのが、1929年のメジャーリーグです。

野球というプロスポーツ自体が登場したのはアメリカでは19世紀後半なのですが、実に50年以上も選手達は背番号も名前もついていないユニフォームでプレーしていました。

今だと少し考えにくい光景ですね。

特に不自由もなかったのですが、球場のスタンドからは選手の顔が見えづらいので、背番号の案は画期的だったのです。




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背番号が二桁以降の選手も出場?

レギュラー選手9名の背番号は上記で示した守備位置で決まります。

しかし1~9までの背番号が割り当てられた選手以外、控え選手の背番号はどうなるのでしょうか?

試合中で選手が怪我などのアクシデントがあれば、別の選手と交代する必要がありますし、そもそも控え選手が地方大会などで意外な活躍を見せることだってあります。


こういった場合には例外的に控え選手が本大会でレギュラー選手に代わって出場しますが、背番号は既にレギュラー選手に1~9番まで振られています。

となると控え選手の背番号は必然的に2桁の番号となります。

ルールとしてはまず背番号10にはエースに次ぐ控え投手となり、以降は数字が若い順で

  • 11→キャッチャー
  • 12→ファースト
  • 13→セカンド


という流れになります。

要するに1~9までの守備位置がまた同じ順番で10番以降も繰り返される、ということになります。

逆に言えば背番号が二桁台の選手というのは、逆に言えば控え選手という見方ができます。


もし野球部に所属している友人や彼氏などに、背番号を聞く際は気を付けましょう。

二桁台の背番号だったら、言うのをためらうかもしれないですよ。

そうなった場合でも無理して聞き返すのはやめて、「もしかして控えかも?」と察してあげてください(笑)

背番号10は第2のエース!

背番号10は投手になりますが、基本的に1番の投手が怪我などで登板できなくなった時は必然的に2番目に登板することになります。

つまり背番号10番の投手は「第2のエース」なのです!

例えばメジャーリーグでも活躍した元広島の黒田博樹と元巨人の上原浩治は、高校時代は控え投手でした。



ただ高校野球では今も昔も「エース投手が完投型」という風潮が強いです。

背番号10の投手は正直あまり出番がありません、選手層が薄い高校だと尚更です。

まとめ

今回は高校野球の背番号の意味について詳しく紹介しました!

やっぱり断トツ人気な背番号といえば、投手の1番になるでしょう。


もちろん打順だと4番ということになりますが、やはり高校野球ではエースで4番というのは未だに超憧れの的なのです。

最近ではメジャーリーグで二刀流の大谷選手が大活躍しているので、なおさらエースで4番に憧れる選手が増えるかもしれませんね。

プロ野球ではエースナンバーは10番台という謎のルールがありますが、個人的には「エースというからには普通に背番号1でいいのでは?」と思ったりします。


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