2016年もいよいよ終わろうとしています。

年が明けると2017年、2017年は酉年になりますね。十二支の酉は”とり”、もちろん動物の鳥になります。

 
しかし普通の漢字ではとりは、“鳥”か“鶏”と書くのですが、“”どこがどう違うのでしょうか?

その違いや鶏の起源なども合わせて解説していきます。




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酉は十二支で10番目

酉とは十二支の一つで10番目に数えられる干支です。ここで十二支をおさらいしておきます。

子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い

 
恐らく中学か高校の国語の授業で暗記した人も多いと思います。

酉は10番目ですね。本来の意味は、酒熟して気の漏れる像ということらしいです。

 
酉年は西暦を数字の12で割って1余る年が酉の年となります。従って2017年は12で割るとちょうど1余るので、酉年となるわけです。

 
酉という漢字で現れますが、読んで字のごとく動物の「とり」を表しています。

しかし鳥は鳥でも、この酉は鶏だそうです。そんなわけで来年の年賀状には鶏のイラストが施されています。

酉年の年賀状

 

何で酉が鳥なの?

多くの人が疑問に思うことですが、十二支の酉がなぜ動物の鳥と同じなのか? ということですよね。

 
実はこれについてはハッキリとした由来はありません。もともと“酉”という漢字は酒を醸す器の象形文字です。

10番目の月が酒作りの季節だから酉の字が使われたようです。十二支というのは、もともと農業の暦を反映した用語です。

それを庶民にも分かり易いような形で覚えてもらおうと、適当な動物を割り振ったというのが始まりです。ですので酉が鳥になったのは特にこれといった深い意味はないようです。




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鶏についての知識、起源、神話など

ニワトリは言うまでもないですが普通の野生に生息している鳥とは違い家畜化された動物の一種です。

 
その原種を辿ると、羊やヤギ、豚などと同じ紀元前8000年前頃にセキショクヤケイ(赤色野鶏)というキジ科の鳥を家禽化したものと考えられています。

下の写真がセキショクヤケイです。現在でも中国南部から東南アジアの各地域に生息しています。

色こそ違えど確かにニワトリと似ていますね。

セキショクヤケイ

 
日本に到来したのは弥生時代頃だと言われています。

ただしこの頃の鶏は食用と言う利用ではなく、鳴き声で朝の到来を告げる役割で飼育するのが主流でした。目覚まし時計ならぬ、目覚まし鶏です。

 
日本の文献で最初に鶏が登場するのは『古事記』です。天照大神が天の岩屋戸に隠れてしまって世界が闇に覆われたとき、

八百万神が常世長鳴鳥(とこよのながなきどり)を鳴かせて、天照大神を呼び出す話があります。この常世長鳴鳥と呼ばれる鳥がニワトリです。神や太陽を迎えるもので、鶏は神聖な扱いをされていました。

現在でも鶏のいる神社が多くみられるのはこういう神話があるからです。

 
江戸時代頃になるとニワトリの無精卵が孵化しない事が一般的に認知されるようになって、鶏卵を食しても殺生にはあたらないとしてようやく食用としての利用が広まりました。

 
以上、酉年とニワトリに関しての説明でした。年男・年女の方は縁起を担ぐために神社に行って鶏と触れ合ってみましょう!

また元旦の鶏の第一声を”初鶏”といい、新春の季語になっています。

1月1日の元日は鶏の鳴き声で目覚めたらさらに縁起がよくなるかもしれません。もっとも近くに鶏がいればの話ですが(;^^)
 

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