筆者は以前コンビニでアルバイトをしていたことがあり、その時に初めて知った事実で少し驚いたことがあります、それは
コンビニでは両替はお断り!
という事実です。
コンビニ店のみならずスーパーでも両替のみの行為と言うのは禁止されています。コピー機を利用したい時などに小銭がなくて、レジで両替だけ求めてくる客もたまに見かけますが、普通に小銭が欲しいのなら缶コーヒーなどを買って釣り銭で補うようにしないとできないのが現状です。
筆者はその時に両替禁止と言う事実を知ったので、それ以降はコンビニで両替だけを頼むという行為はしないよう心掛けましたが、なぜコンビニでは両替が禁止されているのでしょうか?
店側の本音なども踏まえて、理由について詳しく紹介していきます!
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防犯上の理由で禁止!というのは建前?
コンビニで両替ができないということでしたが、よく言われている決まり文句として「防犯上の理由のため両替行為はお断りしています!」というのがあります。
恐らくコンビニで両替を頼んだ人も店員からこう言われた経験があるのでないでしょうか?もしくは店内の放送でこういった決まり文句が出てくる場合もあるでしょう。
ただしこの「防犯上の理由で」というのは正直言って建て前に過ぎないと言われています。
一般的に両替において発生しやすい犯罪と言えば
- 偽札対策
- 両替された紙幣の枚数を少なく見せて騙し取る
の2つとなりますが、これらはいずれも普通に商品を買った時にも発生すると言えます。偽札にしろ、札の枚数を誤魔化すにしろ、何か安い商品1個だけ買えばお釣りはもらえることには変わりませんので(”_”)
では店側がなぜ両替を禁止するのか?その本当の理由は次に紹介する2つだと言えます。
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両替は銀行にとって不利益になるから!
両替というのは銀行の窓口か専用の機械(両替機)で行うというのが一般となっています。
ただし両替する金額にもよりますが、手数料が必要となることがあります。手数料が必要になってくる紙幣の枚数は銀行によって異なりますが、例えば三井住友銀行の場合千円札500枚以上1000枚以下(50万~100万)の場合は400円、また1枚以上の両替でも2回目以降は200円の手数料がかかることになっています。
銀行で両替すると手数料がかかることがある、すなわち両替は実質有料と言うことを認識しておいてください。
もしもコンビニで無料で両替してもらったら銀行にとって損失になります、これを防ぐ上でも両替を禁止しているということです。
だったらコンビニで両替する時でも手数料を取れば問題ないのでは?と思いたくなりますが、基本的に両替と言うのは銀行の専売事項みたいなものでコンビニが独断でできるものではありません。
それにもし手数料が必要になりますと言ったらクレームの種になる恐れがありますし、手数料がかかるくらいなら、安い商品を買って釣り銭で賄った方が遥かに安上がりだと言えます。
少しでも売り上げを伸ばしたいから!
これが一番の理由かもしれません、コンビニで両替をするくらいなら何か商品を買ってください!というのが本音にあります。
先ほどから申しているように、コンビニで手軽に小銭を手に入れたいなら安い商品を買えばいいわけです。
130円の缶コーヒーを1000円札で買えば870円のお釣りが貰えます。商品を買ってその小銭で賄えば、店側にとっても客側にとっても損失はないので一番いい方法です。もちろんそのために130円の出費をすることになりますが、基本的に缶コーヒー1個だけで損したと感じる人は多くないはずです。
コーヒーを飲まないならお茶のペットボトルでもいいですし、菓子類や弁当でも構いません。
要は両替するくらいなら何か一品買ってあげないと店側にとって迷惑になるということです。
これは店側の立場になればわかりやすいですが、基本的に何も商品を買わないで両替だけ求めてくる客は迷惑極まりない存在です。
レジのカウンター内には大量の小銭と紙幣が用意されています。もちろんお釣り対策のためですが、このお釣りを用意するだけでも一苦労になります。
つまり用意した小銭を両替だけのために持っていかれたら一方的に損なわけです、手間がかかるだけで全く売り上げには繋がりません。
ただしこういった本音を大々的に伝えるわけにもいかないので、あくまで「防犯上の理由で」という決まり文句で両替を禁止している店がほとんどということです。
最近では電子マネーを利用する人が増えて小銭をストックしている人が少なくなったような気がします。
小銭が必要な場面はそんなに多くないと思いますが、両替するくらいなら最初から電子マネー・クレジットカード用の財布と小銭用の財布とに分けた方がいいかもしれません、あくまで個人的な意見ですがwww
いずれにしろコンビニでは両替はできないということは頭に入れておいてください!
最後までご覧いただきありがとうございます、その他にもいろいろ生活関連の記事を書いているのでぜひご覧ください!
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