普段の生活や仕事で昼休みに近くのコンビニに寄って弁当を買って食べるという人は多いと思います。
筆者もよくコンビニ弁当を食べるのですが、最近は食べる量も若干減ってきました。昔は食欲旺盛だった時期もありますが、最近は体重も気にして特に油ものの多い弁当は極力避けるようにしていますね。
しかし普段はあまり深く考えることはないですが、お弁当で油ものの多いメニューと同時に必ずと言っていいほど入っているのがパスタですね。
特に持ち帰り弁当で有名なほっともっとでは、多くの弁当ではメインのおかずの下に敷かれています。
味もあまりしないパスタがなぜ多めに敷かれているのか?その理由は意外と合理的でしたが、多くの日本人が知らない事なので、今回はこのパスタが敷かれている理由に関して詳しく見ていきます。ぜひ参考にしてみてください!
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パスタが下に敷かれている理由とは?
パスタが弁当の下に敷かれている理由は何なのか?その主な理由を3つほど紹介していきます!
1.高温な揚げ物で容器が溶けるのを防ぐ!
唐揚げやハンバーグ、トンカツなどの油ものの食品は長い間高温で調理していますが、出来立てほやほやの状態のままプラスチックの容器に入れると高温で容器が変形してしまい、最悪溶けてしまいます。
そこでそれを防ぐために下にパスタを敷いて、容器に熱が直接届かないようにしているということです。
時間を置いて冷ましてから容器に入れたらいいじゃん!
と思いますよね、実際コンビニ弁当は電子レンジで温めて食べるということが前提になっているので、あまり関係ないことですが、ほっともっとなど出来立ての弁当を提供している店ではこの対策は必須と言えます。
2.おかずの油を吸い取ってくれる!
油ものの多いおかずは弁当の容器に長時間入れていると油分が出てきてしまって、そのまま放置していると弁当箱の下に油が溜まってベチャベチャになってしまいます。
そこでこの余分な脂を吸い取るために下にパスタを敷きます。実際油を吸い取ることでパスタのツルツル感が増してほどよい食感になりますね。
またハンバーグに関しては余分なソースも付いてより美味しくなります。
3.単純に量を多く見せるため!
これは非常に単純な理由だと言えます。
確かに下にパスタが敷かれていたほうがおかずが全体的に盛り上がって、非常にボリュームがある弁当だなと錯覚してしまいます。
またパスタは時間が経ってもあまり伸びにくいという特性があるので、そういう意味でも非常に最適だと言えます。
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他の食材では駄目なのか?
さてここまでの説明でパスタには本当に合理的な理由があることがわかりました。
しかしこれだと別に他の食材でもいいのでは?と思う方もいるでしょう。
上で紹介した3つの役割は、パスタでなくてもできるはずです。特にヘルシー路線を重視するならキャベツやレタスと言った野菜の方が適切と言えるでしょう。
実際千切りキャベツが敷かれている弁当もありますが、パスタの方がメジャーな気がします。
その理由についてですが、野菜を敷くとおかずの油によって鮮度が落ちてしまう、結果として味が落ちてしまうという点があるようです。
また見た目や形式を重視して、下に敷く食品を決めているという側面もあります。
トンカツや唐揚げなど、和食系の油ものでは千切りキャベツがメインとなっていますが、ハンバーグやステーキと言った洋食系ではパスタがメインとなっているみたいです。
(これ以外にも野菜の値段が高騰したからパスタで誤魔化しているのでは、というやや後ろめたいような意見もあるようです。)
まとめ
いかがでしたか?お弁当の下にパスタを敷くというのは誰が考案したアイデアなのかはわかりませんが、実に合理的な理由があってまさに縁の下の力持ちと言ったところですね。
これからは自分たちで弁当を作る時にも真似してパスタを入れてみてはどうでしょうか?
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