こんばんは、久しぶりの投稿になります。

今回ご紹介するのは、プレイステーション2のゲームソフト『クラッシュ・バンディクー4 さくれつ!魔神パワー』についてです。

こちらのゲームはクラッシュ・バンディクーシリーズの4作目にあたる作品です。

先日プラチナトロフィーを全ステージでコンプしたので、攻略時の感想や最難関だったステージについて簡単に紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください。




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クラッシュ・バンディクー4 さくれつ!魔神パワーについて

クラッシュ・バンディクー4 さくれつ!魔神パワー』とは、今から20年以上も前の2001年にプレイステーション2のゲームとして発売されました。

レトロゲーマーの間では名作として名高いクラッシュ・バンディクーシリーズの第4作目にあたります。私も初代プレイステーションで発売された3作とも過去にやりこみました。


主人公はタスマニア島出身のクラッシュ・バンディクー、バンディクーとはオーストラリアに棲息するバンディクート形目という哺乳類の一種らしいです。

ストーリーの流れとしては、これまでさんざん世界征服を企んでことごとくクラッシュに邪魔されたネオ・コルテックスという科学者が、今回も悪事を働くことから始まります。

クラッシュを倒すための秘密兵器として生み出したクランチというスーパー・バンディクーと、前作でも登場したウカウカという仮面と協力し四体の魔神を復活させ、クラッシュを葬り再び世界征服をしようとします。

および妹のココと仮面のアクアクと協力し、ネオ・コルテックスの野望を阻止するために数々のステージをクリアしていくというのが基本的な流れとなります。

乗り物が豊富!

本作の最大の特徴としては、とにかく乗り物が豊富にあるという点です。正直前作の3と比較して、クラッシュの能力などかなり似たり寄ったりな作品という感じでもあるのですが、前作との最大の違いはやはり乗り物が多いということ。

前々作でも登場したジェットパックの性能を引き継いだCRジャイロ、空中ステージ限定のCRパタフライ、水中ステージではシュノーケルだけでなく潜水艦も登場、さらに競争ステージではCRバギー、トロッコ潜入ステージではトロッコ、リンゴバズーカ搭載のCRローダーも登場します。

これらの乗り物が一つのステージで、前半、ないしは後半部分で登場するケースも多く、ステージ一つ単位の長さと難易度は前作3以上になっているかと思います。特にジャイロ操作が前半にある『やけどに気をつけろ』は、ジャイロ操作に慣れないと今作最難関ステージといえます。


そして、最も厄介な乗り物がCRカプセル

クラッシュが中に入れるほどの球体のカプセルで、このカプセルに乗って攻略するステージは、終始カプセルに乗ってコロコロ転がり回ることになってゴールを目指します。

これだけ聞くと楽しそうに聞こえますが、とんでもありません。


間違いなくこのゲームを難しくしている最大の要因です!

コロコロ転がり回るだけしかないので、ジャンプもできなければ敵を倒すこともできません。どんな障害物も、落とし穴も転がって避けていくしかないのです。

もちろんプレイステーション2なので、アナログパットが使えますが、とにかく最初のうちはこの操作がむずいむずい。

一番最初に入ることになるのが『コロコロアスレチックス』というステージで、最速でオープニング直後に挑むことも可能です。


しかしやり始めたら、その操作性や加減の難しさで苦戦は必須。アナログパッドの操作に慣れた上級者でも、かなり苦戦します。コロコロと転がり回るから、ちょっとでも進んだらすぐに加速します。坂道だとさらに加速します。

しかも一旦加速したら、すぐに止まりません。車の運転と同じで、急には止まれない操作性のためか、道から外れて落下、なんていうケースは山ほど経験するでしょう。もちろんここのステージのプラチナトロフィーは難関です。



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プラチナトロフィーとは?

さて、ここまででこの作品の主な特徴と難しさについて語ってきましたが、実は単にステージクリアするだけでなく、タイムアタックという制度があるんです。

タイムアタックとは文字通り、各ステージを制限時間内にクリアすること。ゲーム内で指定されたタイム以内にクリアすれば、そのタイムの難易度に応じてブルートロフィー、ゴールドトロフィー、そしてプラチナトロフィーがもらえます。

各ステージともブルーが一番指定タイムが長く、プラチナが最も指定タイムが短いです。したがって、一番難しいのはプラチナトロフィーとなります。

前作の3を経験した筆者は、やはりその難しさを嫌というほど知っています。クラッシュ・バンディクー3のプラチナトロフィー制覇は10年以上も前ですが、それでもかなり難しかったです。


もちろん本作でもやはりその難しさは健在でした。しかも前作と違って、前半と後半で乗り物に乗る(あるいは降りる)というステージが多く、1ステージごとの平均的な長さは間違いなく前作以上あります。ブルートロフィーの指定タイムが2分というステージもざらにあります。

ちなみにタイムアタックについて、前作と共通している点が、ステージ中にある色が黄色で数字が書いてある箱を壊すと、その数字の秒数分だけタイムが止まります。

これらを順当に壊してノーミスで無駄な動きをしないでクリアすれば、ブルートロフィーとゴールドトロフィーはほぼ確実に取れます。(もちろんクリア後のパワーシューズ入手済みで)


しかしプラチナはそうはいきません。プラチナトロフィーは、黄色箱をほぼ全部壊すこと前提で、なおかつ無駄な動き一切せず、最短経路を意識してステージクリア、という条件がほぼどこのステージでも求められます。

ただでさえ難しいクラッシュ・バンディクーのステージですが、プラチナトロフィー取得まですれば、間違いなくクラッシュ・バンディクーマスターを自称してもいいかもしれませんね。

プラチナトロフィー最難関ステージは?

では本作におけるプラチナトロフィー最難関ステージはどこと言えるのか?

ちなみにここでいう最難関とは、筆者が取得までにかなり時間がかかったということを考慮して考えます。


第1位はずばり3部屋目の『ひやひやの ドキッ!』!

実は2位ともやや僅差なのですが、やっぱりこちらを選択しました。最大の理由は、先ほども述べたCRカプセルのステージであることが一点。

ただでさえ難しいCRカプセルですが、このステージを攻略すると、その難しさが身に染みてわかります。まずこのステージの最大の特徴が、起伏が激しいこと。

コロコロ転がり回って進むことになるわけですが、その性質上、起伏が激しいことで思うように加速できません。でこぼこにぶつかって否応なく減速したり、あと道中に落とし穴も多く、うかつに加速もできません。


また道中に出てくるディンゴという火炎放射器を持った豚みたいな奴がいるんですが、こいつが吹く火炎放射に当たるとミス扱い。

もちろん避けないといけないわけですが、最大の問題は火炎の落ちるタイミングがランダムという点。

火炎が落下した後で進めばいいのですが、いかんせんタイムが限られている状態で、落ちるまで待つのはタイムロス。最速のタイミングでディンゴの場所まで着いて、いざそのまま進もうとしたら火炎に当たるなんて言うケースはざらにあります。

ここが最大の難所で運ゲーと言えるでしょう。そのあとに控える、パイプの中を上る箇所もあるのですが、パイプを上った直後で落下したら狭い雪道に着地しないといけないのが、その隣の溝に落下してやり直しなんていう事態も起きかねます。

とにかく終始ステージの起伏と敵の妨害が激しく、狭い道を通らざるを得ないステージを、操作が難しいカプセルで急いで進んでいくしかない。


正直1部屋目の『コロコロアスレチックス』が簡単に思えてくるほどです。アスレチックスもかなり難しかったのですが、『ひやひやのドキッ!』が間違いなくNo.1でしょう。

2位以降のステージは?

さて最難関ステージを紹介しましたが、正直難関だなぁと思ったステージはここだけではありません。

ここからは2位から5位までのステージを紹介します。なお、例によってやはり筆者のプレイ時間の長さを基準に選択します。

第2位『たたかえ! クラッシュローダー』

ここのステージの最大の特徴は長いこと。前半と後半に分かれ、後半ではCRローダーに乗り換えて進んでいきます。

正直CRローダー以降は難易度はそうでもありません。途中にある大量のニトロは、その近くにリンゴバズーカを撃てば誘爆して全部壊れます。道のりは暗いですが、そこは覚えゲー。何度もやり直しして頭に叩き込むしかありません。


問題なのは、前半です。まず厄介なのがぶら下がり移動。正直このぶら下がり移動はかなり厄介です。

ただでさえ奥行きがつかめづらいゲームなのですが、このぶら下がり移動中はさらに奥行き感が難しくなります。ここはアナログパッドの操作に慣れるしかない。

また途中浮いている敵は、じつは端っこのほうを通れば当たらず素通りできます。いちいちスピンで倒す必要ありません、倒したらその分タイムロス、これも知っているか知らないかで大きい。

あと最初のぶら下がり地帯のアクアクの横にある2秒のタイム箱が、2つ並んでいる箇所がありますが、これは罠なので壊さないようにしましょう。


そしてぶら下がりが終わったら、またその後もぶら下がり地帯。しかも今度は上と下、交互に電流が走ります。

電流が床に走っているときは、箱の上に避難。なんてことは通常プレイ時の話、タイムアタックの時は待ってられません。

ぶっちゃけここは、最初にアクアク二枚所持して、ビリビリ地帯前にあるアクアクで無敵状態になり、突っ走っていくのが最も簡単で確実、自分もそうしました。

このやり方の場合、どこかのステージでアクアク二枚入手してからまた入らなおさないといけなくなりますが、その面倒くさい手順をしたほうがいいほど、ここのステージは難しいです。

第3位『ゴールド ク ラッシュ』

ここのステージも苦戦しました。やはり2位のステージ同様、とにかく長い、ブルートロフィーで2分越え。

しかしプラチナトロフィーはまさかの1分20秒台、正直最初は絶対無理だろと思いました。


途中トロッコに乗り換えるくらいで、それ以外は最初から最後まで通常クラッシュ操作となります。

そのため最初はそこまで難しいとは思いませんでしたが、やってみたら意外と大苦戦しました。

ここはぶら下がりのショートカットテクニックを覚えるか覚えないかが大きなカギとなります。

まず途中にある横スクロールのぶら下がり地帯、たぶんここでゆっくり移動になり大幅に時間かかると思いますが、実はここのぶら下がり地帯、二か所ほどジャンプ + スピンでぶら下がらず、次の足場まで行けます。

これも知っているか知らないかは大きいです。ぶら下がるのと、ジャンプしてそのまま着地するのとでは2~3秒ほども違ってきます。


さらに後半の奥行スクロール時にもぶら下がり地帯がありますが、ここも右側にある足場までジャンプ + スピンで着地できちゃいます。やはりプラトロ取得時には絶対必要になるでしょう。

そしてぶら下がりが終わったら、今度はニトロ地帯、ダイナマイト地帯などを抜けていく必要がありますが、正直ここまででアクアク二枚所持しているなら、ダメージ覚悟で強引に突っ走ったほうがいいでしょう。

結局ここのステージも、アクアク二枚所持状態で開始したほうがいいですね。

第4位『やけどに きをつけろ!』

ここを3位にしようか迷いました、正直『ゴールド ク ラッシュ』とほぼ肉薄です。

マジで最初攻略したときは、本当に苦戦しました。ステージの長さもありますが、何よりきついのは前半のCRジャイロ操作。

CRジャイロの操作は、特に癖が強く、〇と×ボタンで前方に進むか後方に進んでいき、アナログパッドの上と下でクラッシュの高度を上下操作させます。


つまり終始〇か×を押しながら、アナログパッドを上か下に傾けないといけなくなるので、通常のクラッシュ操作、およびほかの乗り物なんかよりもかなり癖が強いんです。最初は本当に慣れませんでしたね。

そしてこの操作性の難しさだけでなく、道中にはビームが上や下、さらに左右から発射され、挙句の果てに下の床はマグマなので迂闊に高度を下げられないという、かなり凶悪なステージ構成になっています。

クラッシュ・バンディクー2の無重力ステージともやや似たような感じですが、あちらが簡単に思えるほど、ここが難しく思えました。

通常プレイでもクリアは難しいですが、タイムアタックだとさらに難しくなります。

そして前半が終わった後は、後半でクラッシュ操作に切り替わりますが、クラッシュ操作以降も長いです。

とにかく前半のCRジャイロ操作時でノーミスで最速で切り抜けていく必要があるので、やはりここのステージでもアクアク二枚所持でスタートしましょう。最悪でも1ミスまでにとどめましょう。

またノーミスで進められれば、後半のクラッシュ操作時にもアクアクが二枚ほどあるので、そこで無敵状態になり一気に突っ走れます。正直ここのステージは後半もけっこうムズイです、アクアク無敵状態にできるのとできないのとでは、かなり差が広がります。

(実は隠しルームにもCRジャイロに乗るステージがあるのですが、そちらはかなり簡単です。)

第5位『すいちゅう ひみつきち』

やはりここのステージも長いです。前半は水中での潜水艦移動、後半は基地に潜入して通常クラッシュ操作に移り、操作性もがらりと変わるので苦戦しました。


ここも最大の難所は前半の水中ステージにあります。

横スクロール操作なんですが、まずところどころ上から爆弾が降ってくる箇所があります。急いで抜けようにも、なかなか潜水艦が思うように動かず、着弾するなんてこともザラ。

コツとしては最速で真横に突っ切っていく、これなら爆弾に当たらず進めれます。


しかし降ってくる爆弾だけなら苦労しません。デカい魚も突然画面外からやってくるわ、研究員まで浮いているわ、ニトロ箱まで邪魔するので、なかなか思うようにスピードを上げて進められません。

ここで必要になるのが、事前に魚雷を発射し、画面外にある時点ですべて壊していくという戦法です。上から降ってくる爆弾は位置的に無理でも、進みながら魚雷を発射することで、魚や研究員やニトロ箱を事前に壊せられます。

どこにどんな障害物や敵がいるのかを正確に把握して、そこめがけて進みながら画面外から魚雷で壊していく。もちろんその過程で、黄色箱も壊す必要があります。前半はマジで覚えゲーになります。これが本当にきつかった。


打って変わって、後半の水中秘密基地以降はそうでもありません。電流川地帯にある箱が少し難しいかなと思うくらいで、あとはそこまで苦戦しないでしょう。




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最後に

今回は『クラッシュ・バンディクー4』についてプラチナトロフィーの取得の難しさ、および難関ステージについて紹介してきました。

クラッシュ3に比べ乗り物が増え、ステージのバリエーションも増えましたが、やはりプラチナトロフィー取得の難しさは健在でしたね。

体感的にクラッシュ3に比べてかなり時間かかった気がする。やはり長いステージが多かったのがその要因ですね。


逆にひみつのボーナスエリアにある5つのステージは、打って変わって全然簡単でした(笑)

特にトロッコ操作の「にげろやにげろ」など、ほぼ初見でプラチナトロフィーが取れました。今作はボーナスエリアが全体的にかなり簡単でしたが、本当にボーナスという意味合いな難易度になっています。

しいて言うならカプセル操作の『ぎんがのきょだいめいろ』が難しかったかと思いますが、それでも通常ステージの『ひやひやの ドキッ!』や『イライラとりでの こうりゃく』のほうが圧倒的に難しいので、この二つでプラトロ取れれば『ぎんがのきょだいめいろ』も問題なく取れるでしょう。


最後までご覧いただきありがとうございました、また今後も何かしらレトロゲームなどをクリアした際にこのように記事にしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。