年の瀬になると年末ジャンボ宝くじを求めるために
売り場に並ぶ人が増えてきます。
今年の年末ジャンボの当選金額は10億円、
みなさん10億円当たったら何に使いますか？
もちろん容易に当たる確率ではないので、
買ってもほぼリターンはゼロ、無駄な買い物に終わることはわかりきっています。
それでも10億と言う圧倒的な金額に惑わされて
買ってしまう庶民は後を絶ちません。
もちろん買わなければ当たらないというのは事実ですが、
それでも1等の当選確率は1千万分の1なので
単純計算で行くと、仮に100万人の日本人が宝くじ買っても
1等の当選者が出る確率は約10％ということです。
しかし10億と言うのはとてつもない金額です。
本当に一生遊べるほどの金額だと思いますが、
実は海外では宝くじの高額当選者の多くが自己破産しているというデータがあります。
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１．自己破産した人々の例
海外の高額当選者が自己破産した主な例を紹介していきます。
①カーリー・ロジャースさん
16歳の時に宝くじで2億3000万円も当選しました。
家族や友人のためにパーティーをしまくったり、
豊胸手術も施すなど浪費しまくりであえなく使い切ります。
その後は自殺未遂や麻薬まで手を伸ばしてしまったそうです。
②イヴリン・アダムスさん
1985年と86年に2年連続で当選するという超強運の持ち主。
当選金額は540万ドルにもなりましたが、
ギャンブル好きが高じて全財産を失う羽目になりました。
③ヴィヴィアン・ニコルソンさん
1961年と昔の話ですが彼女の半生はドラマ化もされています。
当選金額は15万2300ポンドで、これは現在のレートに直すと
約3億7000万円分の価値があります。
「使って使って使いまくる！」と公言して、
浪費に浪費を重ねて使い切り、アルコール依存、自殺未遂もはかり
挙句の果ては精神療養所に入所してしまいます。
ここで紹介した人たちはほんの一例です。
実際にはこれ以外にも多くの高額当選者が悲惨な末路をたどっています。
２．なぜ自己破産してしまうの？
なぜ高額当選者の多くは自己破産してしまうのか？
その最大の原因はお金の守り方を知らないからです。
実は大半の人が日頃から無駄なお金の使い方をしてるものです。
日々の生活でも要らない物を衝動的に買ってしまったり、
レジの前にあるガムや飴などに手を出してしまったり、
通帳や財布の残高を碌に確かめなかったり、
レシートはすぐに捨ててしまったり、
ポイントカードを有効に使えてなかったり、
割引デーの日に予定以上に買い過ぎるなど
お金の管理がなってない人が多すぎます。
こういった浪費癖がなかなか消えない人というのは
宝くじで当たってもまず碌な使い方をしないでしょう。
10万、20万ならまだいいですが、100万、1000万、1億と金額が増えるほど
金銭感覚がマヒして、意味もなく高級車を買ってしまったり、
高級住宅を買ってしまったり、
後先考えずに何も計画を立てず豪遊しまい、一銭も手元に残りません。
突然夢のような大金を手に入れてしまうと大半の人間は
正常な感覚を保てなくなります。
“自分で稼ぐ”という過程を経てない人間が多いから、
お金の正しい使い方やお金の価値がわからず、
こういった無駄な使い方をしてしまうのです。
３．当たった大金はどう使えばよい？
さすがに1億、2億と言うのは規模がデカすぎて
当たる確率も小さすぎますが、
それでも100万くらいの金額なら、当たる人はちらほらいるかもしれません。
もし本当に当たったらそれは幸運なことです、
しかしその幸運を無駄にしてはいけません。
一番安全な運用法は貯金して何事もなかったように生活することです。
しかしせっかくの大金なのにもったいないのは確かです。
自己破産しないためにも慎重に運用するように越したことはないですが、
慎重し過ぎるのもダメで、ある程度は有効活用するべきです。
自己破産しない安全な大金の運用法はやはり投資することです。
もちろん投資と言っても価格が乱高下する株を大量に購入するのではなく、
あくまで自分の能力を伸ばす意味での投資です。
自己投資をして知識や技術をたくさん身に着けてしまえば、
いざお金が無くなった時でも仕事にありつけることができます。
物は消費してすぐ無くなりますが、
知識や技術は一度身に着けてしまえば消えることはありません。
自分の夢や目標を絶対に達成したいという方なら尚更です、
もっともそんな人は宝くじなんか買わないと思いますがwww
やはり一番大切なのは自分で稼ぐ力だということです、
そうすれば本当の意味でお金の大切さが身に染みてわかります。
宝くじを買うのは自由ですが、もし当たったのなら大事に有効活用してください！
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