いよいよ12月、師走ですね。後1カ月もすれば2016年も終わり2017年になります。

今年はどんな1年だったでしょうか?

年末年始は、故郷に帰ったり、海外旅行で過ごしたりする人もいるでしょうが、どこに行っても新年へのカウントダウンはやると思います。

 
中でも世界で最も新年を迎えるのが早い国とされているのがキリバスです。

毎年この国に行って最初に新年を迎えようと多くの観光客が年末年始に訪れるようです。

世界地図で見ると日付変更線のすぐ隣に位置する多くの島で構成された国です。一体どんな国なのか解説していきます。




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キリバス共和国について

キリバス共和国と太平洋上に位置するギルバート諸島、フェニックス諸島、ライン諸島の一部を領土とする国家で、世界第3位の排他的経済水域を誇ります。人口はたった10万人で、首都のタラワに最も多くの人が住んでいます。

先住民が2000年前から住んでいたようですが、1500年代の大航海時代で次々とヨーロッパ人が来島し、1892年からイギリスの保護領となります、これ以降は公用語も英語になりました。

 
無人島が多いことから、過去にはイギリスとアメリカの両国で核実験が多数行われた経緯もあります。因みに漢字で表記すると、「吉里巴斯」となるようです。
 

日付変更線の間近になった経緯について

日付変更線とは、日付の更新の矛盾を防ぐために設けられた地球の海上の経度180度に位置する直線です。

大航海時代マゼラン一行が世界一周を終えてスペインに帰還した際に、自分たちの日付がずれていることから判明しました。

 
キリバスが独立したのが1979年のことですが、独立当初は自国の領域内で日付変更線が通過していて、同国内で日付が一日ズレていたりしてかなり不便でした。

そして1995年に日付変更線の位置を領域の東端にずらしてその不便を解消したことで世界一早く一日を迎える国となったのです。

キリバスの国旗でも太陽から昇る絵が描かれているのはこのためです。

ミレニアム島の位置
ミレニアム島の位置

キリバスは多くの島で構成された国ですが、正確にいうと、ライン諸島の最東端に位置するカロリン島が最も早く一日を迎える場所です。

この変更された日付変更線の後で2000年と21世紀の新年を迎えるわけですが、その際にミレニアムを世界で最初に迎えることを記念して、カロリン島では年末年始に多くの外国人観光客が来て賑わいました。

島の名称もそのイベントを記念して”ミレニアム島”と改名されました。




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国土の半分が水没の危機?

近年の温暖化の影響なのか、海面上昇がキリバスに深刻な影響をもたらしています。

キリバスは海抜の低い島が多いために、国土の半数以上が水没の危機にあるというのです。

2007年には同国の大統領が日本の読売新聞のインタビューで、「もはやキリバスの水没は免れない。」と明言し、全国民の他国への移住計画を発表しました。

 
2014年2月にはフィジーの大統領が、もしもキリバスの国土が水没したらキリバスの全国民をフィジーに移住させる用意がある旨を正式に発表しました。

 
しかしキリバスの近くにある島国のツバルもキリバスと同様水没の危機があると騒がれていますが、ツバルの水没や海面上昇は大潮や洪水被害によるものであったり、島自体が沈下しているのでないかという推測もされています。

一概に温暖化でと結論付けるのは早いかもしれません。

詳しくは以下の記事を参考にどうぞ!
キリバスが水没する原因は温暖化?国が沈む理由の嘘、本当

 
来年の1月1日に世界で一番初日の出を拝みたいという方はぜひキリバスに足を運んでみてください♪
 
【こちらの記事もどうぞ!】

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