どうも皆さんこんにちは、ヒデオです。今回から記事を書いていこうと思います。
最初のテーマは、任天堂が誇る人気ゲームアプリ『ポケモンGo』に登場するとあるモンスターについてです。
ポケモンといえば、僕がまだ幼少期の頃ゲームボーイで発売されたのが最初で、その頃は大ブームを巻き起こしました。
そのポケモンが今度は『ポケモンGo』というタイトルで、スマホゲームアプリとして登場!
仮想現実という技術を携えてるらしく、現実の風景をスマホに映すとそこにポケモンがいるかのようになります。
そんなポケモンブーム再燃の昨今ですが、最も人気が高いモンスターといえばご存じピカチュウですね。
ではこのピカチュウを漢字で表記すると、どう書くかご存じでしょうか?
調べてみたら結構意外な表記だったことがわかりました。また合わせてポケモンGO人気の秘密についても探ってみました。
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ピカチュウの漢字表記は?
ピカチュウといえば、初代ポケットモンスターから登場する人気のモンスターでお馴染みです。
そのピカチュウは電撃を得意とするネズミのモンスター。
となると、自ずと漢字表記も想像できそうです。
「雷鼠」か「電撃鼠」、あるいは「光鼠」じゃない?
実は私もそう考えていました、意味的に考えたら確かにこうなりそうです。
しかし本場中国での表記は全く違っていました!
ピカチュウの中国語表記は……
皮卡丘
となります。
「なぜこうなったし?」と言いたくなる表記です。
正直結論から言うと、この表記は完全な当て字です。
それぞれ中国語での発音は、「皮」が「ピー」、「卡」が「カー」、「丘」が「チュー」、全部合わせて「ピーカーチュー」となります。
中国語だと意味とか何も考えず、当て字表記で割と拍子抜けしました。アメリカを「亜米利加」と表記するくらい無理矢理感が否めません。
でもポケモン発祥国である我ら日本人の感覚から言わせてもらえれば、少し不満があります。
やはりピカチュウといえば、雷攻撃が最大の特徴なんだから、「雷鼠」かせめて「光鼠」あたりにするべきだと個人的には思います。
音だけで考えたら、「非化中」や「火可宙」とかでも良いんじゃない?
他のポケモンの漢字は?
因みにピカチュウ以外のポケモンの中国語表記も少し気になりますね。
全部紹介するのはさすがに数が多いので省略しますが、今回は初期のポケモンから代表的なモンスターだけに絞って紹介します。
- フシギダネ:「妙蛙種子」
- ヒトカゲ:「小火龍」
- ゼニガメ:「傑尼龜」
- キャタピー:「綠毛蟲」
- ニャース:「喵喵」
- イーブイ:「伊布」
- コイキング:「鲤鱼王」
- ナッシー:「椰蛋树」
フシギダネはカエル、妙な種子(タネ)を背負っている見た目をそのまま表現。
ヒトカゲは「火蜥蜴」=「小さい火の龍」だから。
ゼニガメの「ゼニ」の部分が完全に当て字、「傑」が「ジェ」、「尼」が「ニグ」と発音する。
キャタピーの見た目が「緑色の毛虫」なので。
「喵」は猫の鳴き声「ミイアォ」を表す。
ピカチュウと同様、「イー」と「フ」とそれぞれ当て字しただけ。
コイキングは「鯉の王」、意味的にそのまま。
椰(子の実)+タマゴ(蛋)+树(樹の中国語)
意味をしっかり理解して漢字表記したモンスターもあれば、単なる当て字というモンスターもあるという、中国人のネーミングセンスを疑いたくなります。
因みにタイトルの『ポケットモンスター』を漢字で表記すると下のようになります。
神奇宝贝 or 宝可梦
読み方はそれぞれ「シェンシーバオペイ」、「バオクァマン」です
その内漢字の書き取りテストで、ポケモンの漢字表記が問われる時代が来るかも?
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ポケモンGOの人気の理由は?
ここから先はポケモンGOがなぜ人気が爆発したのか?人気の秘密について軽く触れていきましょう!
極端な課金主義を廃止した!
これまでの人気アプリではモンストやパズドラなどがそうですが、とにかく課金した者がどんどん強くなり無課金プレイではほぼ上位に行けず、同じように楽しめないのが欠点でした。
しかしポケモンGOは、課金することで「レア」なアイテムを手に入れるシステムではありません。
ポケモンとの遭遇率が上昇したり、育成面でサポートする役割を補うという意味で課金することはあるのですが、決してガチャ(運要素)で強いアイテムやモンスターをゲットするという射幸性を煽るスタイルではないことにあります。
昔のポケモン世代を取り込んだ!
任天堂から初代ポケットモンスターが発売されたのが1996年ですが、2016年はちょうど20年後に当たります。
つまり当時ポケモンに夢中になっていた子供達が、大人になって昔の思い出を振り返ったり、懐かしさのあまり夢中になっている側面もあるということです。
大の大人が昔のレトロゲームにはまるのと同じ原理ですね。
ARが大好評!
ARとは現実世界との融合を可能にしたコンテンツですが、ポケモンGOではあたかも現実世界にポケモンが出現したかのように楽しむことができます。
まさにARの良さを全面的に出したゲームと言えるでしょう。今まで出歩かなかった外の世界で新しいモンスターに出会う、冒険心を強く揺れ動かしたわけです!
歩きスマホで事故多発?
連日のようにニュースに取り上げられているのを見ると、皆がみんな連日外に出て、真剣にポケモン採集に勤しんでいますね。
なんというかゲームというより、新たな出会い系アプリなのでは?とも思ってしまいます。
しかも歩きながら画面見てプレイする人も多く、歩きスマホというマナー違反で、危なかったしいです。
実際事故が案の定多発してるらしいです、中には熊に気づかず接近してた例もあるみたいで、怖い怖い(;´・ω・)
しかし日本でサービス開始される前は、世界各地で既にプレイしてる人たちがいたわけで、やはり同じようなトラブルが世界を沸かせていたわけであります。
もう少し対策を練ってからサービスを開始してほしかったところです。
ポケモノミクス効果で任天堂株価も好調!
ポケモンGOリリースで任天堂の株価はかなり上昇したそうです。これがポケノミクス効果というやつです。
実はポケモンが社会を震撼させた事件は、以前にも起きています。昔、テレビ放映されたアニメ上のピカチュウのフラッシュ映像などが、原因で視聴者の一部が光過敏性発作などを起こした騒動です。
いわゆるポケモンショックと呼ばれていますがこれにより、アニメ放送が4カ月の間休止されました、記憶にある方も多くいるんじゃないでしょうか。
今度はポケモンGOというアプリで再び歴史を繰り返そうとしているのか。
まとめ
今や中国でも人気が高いポケモン、その証拠にモンスターにも様々な漢字表記があります。
個人的にはピカチュウの中国語表記だけは、当て字になっていたのが残念です。
ポケモンといえばピカチュウ、というくらい代表的なモンスターなので将来的に表記が変わってほしいところです。
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