高校生の時に毎日睡眠時間を削ってでも、勉強に明け暮れたという経験がある人は多いと思います。志望校に合格する時には大学の難易度にもよりますが、だいたい1日3時間を目安に勉強していた人も多いのではないでしょうか?

筆者も高校の頃は毎日勉強していました、遊ぶ時間はほとんどなかったです。

もちろんそのおかげで志望校に合格できたわけですが、ただ中にはそこまで勉強していなくても好成績を収められる生徒がいたりします。

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頭の良さは個人差があるので仕方ないと思うのですが、もし日常生活の中で頭を良くする手段があればかなり有り難いですよね?

そんな夢のようなことが実現すると言われていて最近注目されているのが、モーツァルト効果と呼ばれるものです。文字通りモーツァルトの音楽を聞けば頭が良くなるという効果らしいですが、果たしてその信ぴょう性はどうなのでしょうか?

今回はモーツァルト効果について、その実用性について詳しく解釈していこうと思います。




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モーツァルト効果とは?

モーツァルト効果の意味

まず改めてモーツァルト効果の意味について解説していきます。

Wikipediaによればモーツァルト効果とは、クラシック音楽を聴くことで頭が良くなるという効果のことです。1990年代に行われた心理学研究が基となっている学説ですが、現在では拡大解釈されて音楽業界や教育分野で知能指数が高くなるという決まり文句で宣伝されています。

この学説が最初に記述されたのが、1991年に出版されたフランスの耳鼻科医アルフレッド・トマティスという人物の著書です。既にこの頃からモーツァルトの音楽が心身に何らかの影響を及ぼすという可能性は指摘されていましたが、この学説を改めて立証したのがカリフォルニア大学の心理学者フランシス・ラウシャーという人物です。

1993年に行った実験では、モーツァルトの楽曲を聴かせた学生がそうでない学生よりもIQが高くなったという結果を示したそうです。ただし研究者の中には一時的な音刺激で脳が覚醒、もしくは感情の高揚が起きたに過ぎないという反論をする人もいて、現在でも論争が続いているのが現状です。

なぜモーツァルトの曲だけなの?

モーツァルト効果とはモーツァルトの曲を聞けば頭が良くなるという学説でありますが、ここで疑問に思うのがなぜモーツァルトの曲だけなの?という点です。モーツァルトに限らず、ベートーヴェンやシューベルトやバッハの曲でもいいんじゃないか?と思いがちですよね?

実はモーツァルトの曲には、他のクラシックにはあまり見られない1/fゆらぎという特定の周波数がたくさん含まれていることが判明しています。

【1/fゆらぎって?】
これは実際に聞き取ることが出来ない周波数の揺らぎのことです、俗にいう癒し効果とはこの周波数の揺らぎで生まれるとされています。

実はクラシック音楽以外にも、川のせせらぎや波の音など自然界の音にも1/fゆらぎがあって聴いていると気持ちが安らぎます。

モーツァルトの音楽は自然界の音と同様に1/fゆらぎが含まれていて、ストレスを解消させるという点でも非常に有意義だといえます。

先ほどの学生たちの実験でも立証されたように、モーツァルトの曲を聴けばリラックス効果が生まれ成績アップにもつながると言われています。そのため大学受験を控える受験生が、モーツァルトの曲を聴きながら勉強すればさらなる成績アップが望めると期待する声もあります。




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しかしこんなことを言うと、

  • 音楽を聴きながらだと逆に集中できないのでは?
  • ながら勉強は逆効果でしょ?

などという批判も出てくるでしょう。確かに筆者もブログを書くときは音楽を聴かないようにしています、その方が集中できるので(*^^)

しかしモーツァルトに関してはぶっちゃけあまり聴いたこともないんですよね。そこで本当に集中できるかどうか実際に筆者がモーツァルトの曲を聴きながら作業してみました。


その結果はというと、まぁまぁ集中できたかなって感じですwww

モーツァルトの曲はピアノ曲が多いのが特徴で、テンションが高すぎる曲もなければ悲しむような曲もないです。ただし中にはフィガロの結婚交響曲第25番みたいにややテンションが高い曲もあります。

いずれにせよモーツァルトは名曲が非常に多いので、これを機にモーツァルトファンになってみてはいかがですか?毎日聴き続けたら嫌でも成績が上がるかもしれません。

ストレスを抱えたまま勉強すると集中しにくいし、なによりモチベーションを保つのも大変です。受験勉強をする際に極力ストレスを受けない状態が大事と言えます、静かな図書館などで勉強した方が集中できるというのはこのためです。

勉強中は静かな方がいいと思いますが、ストレスを減らす意味でも勉強を始める前に軽くクラシックを聴くのもいいです。そうすれば脳がリラックスして、勉強モードに入りやすくなります。

受験勉強に限らず資格を取るための勉強や、公務員試験のための勉強にも活用してみてください!

図書館で勉強

最後に一言!

筆者もモーツァルトの曲を1時間聴きながら作業して、今回のブログを書いてみましたが正直言ってあまり実感はなかったです。

もちろん筆者自身が音楽を聞きながらブログを書いたり、頭を使う作業はしない派なのでこればかりはやはり個人差と言ってもいいでしょう。


個人的な意見になりますが音楽を聴きながらやる作業としては、あまり頭を使わない単純作業が向いています。単純作業であれば音楽のリズムに合わせて作業ができたりするので、ある意味無音よりも捗るかもしれません。

ただしモーツァルト効果に関しては異を唱える学者も少なくないです。一時的に脳がリラックスするだけかもしれないので、本当にIQが上がるかもと過信しないようにしましょう。またモーツァルト効果という名前がついているので、基本的にはモーツァルトの曲だけで十分だと言えます。

間違ってもテンションが高くなるような曲や、今流行りのJ-POPの曲で勉強しようとは考えないでくださいね!




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