どうもヒデオです。

イギリスが離脱したことが決定したEUでありますが、そのEUに入っていないヨーロッパの国の一つに永世中立国のスイスがあります。

今回はスイスという国がどんな国なのか、スイスを悩ます言語問題などについて解説していきます。

 


 

1.スイスはどんな国?

まずはスイスの国について簡単に説明しておきます。

 
名称:スイス連邦

首都:ベルン

主要都市:ジュネーブ、チューリヒ、ローザンヌ

人口:約790万人

公用語:ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語

地理:ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインに囲まれた内陸国家です、海はありません。

またスイスとイタリアの国境にアニメ『アルプスの少女ハイジ』で有名なアルプス山脈がそびえ立っています。

産業、経済規模など:スイス銀行が有名ですが、欧州屈指の金融センターでもあるチューリッヒが有名で国民一人当たりのGDPが8万ドルもあり、世界トップクラスです。

世界遺産:ベルン旧市街が特に有名です。
 

スイス言語問題とは何か?

スイスでは、何と4か国語(ドイツ、フランス、イタリア、ロマンシュ語)が使われています。

割合としてはドイツ語が最も多く約6割、次いでフランス語が約2割、その次にイタリア語が7%で、ロマンシュ語が1%未満という分布になっています。

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これが、それぞれの言語を第一言語として使う人の割合です。

ドイツとフランス語が圧倒的多数を占めています。

そしてスイスの公用語のひとつであるロマンシュ語はわずか1%未満です。

また、スイスでは、英語を話す人の割合は1%と言われここ数年のグローバル化の後押しもあり年々増えてきています。
 

何故複数の国の言語が入り乱れたのか?

なぜこのような言語問題が生じてしまったのでしょうか?

一つ目の理由が地理的理由です。

先ほどの説明でもありましたが、スイスはドイツやフランス、イタリアに囲まれています。ちょうど国境近くに言語分布ができていますね。

 
まず、ドイツ語についてですが、これは、ナチスのユダヤ人迫害により永世中立国であったスイスに亡命してきたことがドイツ語を話す人口を増加させた原因でもあります。

そしてフランスはというと、ナポレオンの時代にフランスから移住したフランス人が多くいたのです。

これもフランス語人口を増やした原因です。

 
これらの歴史があり、今日のスイスの言語問題に発展しました。当然、国際化に伴い年々英語の需要が増えてきています。

しかしスイスはEUにも属しない永世中立国であるためか、それほどグローバル化を推し進めない人が多いと言えます。故に学校教育の場でも英語を第1言語として教える比率がまだ少ないのです。

外国の人の立場からしたら英語で統一しろと言いたいのはわかりますがそう簡単には行かないのが現状ですね。