日本の労働環境の悪さが外国人の間で話題になっています。

こちらはある外国人が東京のサラリーマンの日常の生活の様子を動画にしたものです。

 
平均13時間労働です、マジキチwww

世界的に見ても、日本の労働時間が長いことは有名です。

下の画像は日本人の年間総労働時間の推移を表しています。

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これでも昔に比べたら実は減ってきています。

最大の理由は正社員に比べて労働時間が短い非正規労働者が増えたことです。

労働時間の短い非正規雇用の人が増えれば全体としての平均は下がります。

ですので労働時間が長い正社員の方は依然として多いままです。

正社員だけに限定すれば確実に年間総労働時間は増えるはずです。

 


 
上記の動画で紹介した外国人も恐らく正社員で何らかの役職についている

比較的えらい立場の社員かもしれません。

よく社畜の生活は囚人よりひどいとネット上では皮肉られてます。

 
これでは、生きるために働くのではなく、働くために、生きる人生になっています。

有給休暇取得率も日本は一段と低いのです。

 
「働くために、生きる人生」を美徳だと思っている方もいるかもしれませんが、人間が死ぬときに、「もっとあの時仕事をしておけば」なんて後悔することは、ありません。

 
終末期医療の実践医でも知られる大津秀一さんが記した著書『死ぬときに後悔すること25』では人間は死ぬ時に次のようなことを後悔すると言います。

-死ぬときに後悔する25の事柄-

1.健康を大切にしなかったこと
2.たばこを止めなかったこと
3.生前の意思を示さなかったこと
4.治療の意味を見失ってしまったこと
5.自分のやりたいことをやらなかったこと
6.夢をかなえられなかったこと
7.悪事に手を染めたこと
8.感情に振り回された一生を過ごしたこと
9.他人に優しくなかったこと
10.自分が一番と信じて疑わなかったこと
11.遺産をどうするかを決めなかったこと
12.自分の葬儀を考えなかったこと
13.故郷に帰らなかったこと
14.美味しいものを食べておかなかったこと
15.仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
16.行きたい場所に旅行しなかったこと
17.会いたい人に会っておかなかったこと
18.記憶に残る恋愛をしなかったこと
19.結婚をしなかったこと
20.子供を育てなかったこと
21.子供を結婚させなかったこと
22.自分の生きた証を残さなかったこと
23.生と死の問題を乗り越えられなかったこと
24.神仏の教えを知らなかったこと
25.愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと

 
むしろ、仕事ばかりしている人生を送っていると、死ぬ前に後悔する場合が多いそうです。

 
真に、人間らしい人生を送るためには、仕事ばかりの人生では、絶対にダメです。

いくら仕事が好きでもワーカホリックでも、きちんと自分の時間を持って趣味に生きたり、家族や友人、恋人など大切な人と過ごすことも大切です。

 
日本では、長時間労働が当たり前になっている会社が多いですが、海外から見ると、それは異常な光景であるということです。

 
サービス残業させるような会社は、ブラック企業確定ですし、海外では従業員を酷使すると、やめるか人権侵害で訴えられるので日本ほど酷い労働環境ではありません。

 
ではなぜこれほど、日本人の労働時間が長いのか、なぜブラック企業が多いのかというと、その理由は、日本人には滅私奉公の精神が根付いているからだと言われます。

滅私奉公とは、私を滅し公に奉ずることを意味する故事成語ですが、

要はプライベートの時間を削って仕事に専念せよ!

ということです。

もちろん働くこと自体を否定する気はありませんが、やはり一番大事なのは、

 
何のために働くのか?

 
ということですよね。

 
ぶっちゃけ、本当にいい人生を送りたいならば、無理をしてブラック企業に居続ける必要性がありません。

早い内に転職でもして、待遇のいい会社へ移ったほうが人間らしい生活を送れるようになるでしょう。

 
今、劣悪な労働環境で苦しんでいる人は、上記の「死ぬときに後悔すること25」をもう一度見直して、自分の人生をどうしたいのか?

改めて考えていきましょう!