日本のテレビゲームといえば、今やSONYのプレステ4とプレステ5と任天堂のスイッチが主力で市場を占めています。

プレステ4が日本で発売されたのが2014年2月、そして2021年プレステ5が発売され、SONYの躍進も止まりません。

ファミコンから始まった日本の家庭用ゲーム機、英語では「テレビゲーム」と言いますね。

しかしこんなこと言うと

金髪の若者

いや、何言ってんの?正しくは「ビデオゲーム」だよ。

なんていう突っ込みが飛んでくることがあります。

ゲーム愛好家にとっては両方聞いたことのある言葉でしょうが、一体全体テレビゲームとビデオゲームという2つの言葉はどっちが正しい英語なんでしょうか?


また昨今のゲーム市場は、明らかに一昔前に比べても据え置きゲームが衰退しているとの見方がありますが、それはなぜなのでしょうか?

詳しく探っていきましょう。

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テレビゲームとビデオゲームの違い!

家庭用ゲームを英語っぽく表現した言葉が「テレビゲーム」とされています。

昔から多くのゲーム好きにとっては馴染み深い言葉ですね。

ゲーム好きの筆者も、その言葉を聞かない日はなかったほど、毎日この言葉ばかり聞いていました。


しかし似たような言葉でビデオゲームもあります。

子供の頃、ゲーム機をテレビで繋いで遊ぶことが日常だった筆者にとっては、ビデオゲームという言葉は新鮮でありましたが、同時に違和感も覚えました。

少年

え?ビデオデッキ繋いでないのに、ビデオゲームって呼ぶのおかしくない?

こんな風に思っていたのです。

テレビゲームといえば、赤白黄のコンポジット端子をテレビの背面か裏側に繋げるもので、ビデオデッキに繋いで遊んだことはほぼなかったです。

そこで僕自身調べてみたら、実は意外なことがわかりました。

なんと英語だと「ビデオゲーム」(=video game)と表現するのが正しかったのです。


確かに英語の辞書で「テレビゲーム」と調べても、表示される言葉は「video game」になっていました。「テレビゲーム」という英語は存在しないのです。

つまり、テレビゲームは和製英語だったのです。

厳密に使い分けると?

若いギャル

テレビゲームが和製英語なら、正しい英語である「ビデオゲーム」を使うべきだね

確かにそう言いたくなりますが、それでもテレビに直接繋いで遊ぶ家庭用ゲームのことを「ビデオゲーム」と呼ぶのは、やはり違和感があるでしょう。

実際和製英語ではありますが、別に普段から使い慣れている言葉で、禁止する理由は特にありません。


でもより厳密に解釈すると、ゲームを遊ぶのに用いる機器によって使い分けます。

実はビデオゲームはテレビに接続するゲームに限定せず、映像表示のあるゲーム全般を指して言う場合に用います。

包含関係を示すと上のようなイメージになります。

家庭用ゲームであるプレステやスイッチなどをテレビゲームと言っても問題ありませんが、ゲームセンターに置いてあるアーケードゲームや、携帯用ゲームであるPS VITA、DSなどはテレビに接続しないので、これらは総称してビデオゲームと呼ぶというのが、ゲーム業界の製作サイドで決まっているそうです。

【ビデオゲームの語源】

英語の「ビデオゲーム」と呼ぶ由来ですが、昔はコンピュータの信号をビデオモニターに出力して表示していた時代が長かったことが関係しています。

日本みたいにテレビモニターではなく、映像が表示されるモニターという点に注意です。

厳密に解釈するなら、英語のvideo gameというのはそれこそディスプレイとキーボード、マウスで遊べる「コンピュータゲーム」に近い感じです。


据え置きゲームが衰退している原因は?

ここ数年日本のゲーム業界は一つの変化を遂げています。

それはスマートフォンの普及と同時に、登場したスマホゲームの台頭です。

パズドラ、モンスト、白猫プロジェクト、グランブルーファンタジー、ウマ娘、FGOなどなど。

この他にも挙げればキリがないですが、テレビの特集でも取り上げられる機会が多くなり、やったことない人の方が少ないかもしれません。

今やこういったスマホゲームによるガチャの収益で、ゲーム市場は潤っていると言っても過言ではないです。
日本のスマホゲームのガチャ商法がマジキチすぎ

筆者自身も昔は据え置き型ゲームで夢中になっていた時期もあり、今でも家には据え置き型ゲーム機ががあります。

本当は超暇な時にでも遊びたいんですけど、やはり手間がかかるというか、そもそも据え置き型はコンセント挿したり、S端子ケーブル繋げたりとか準備が面倒ですよねwww




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なぜスマホゲームがこれほど台頭してきたのか?

スマホが爆発的に普及したというのもありますが、何といってもコンパクトにしまえるからです。いつでもどこでも、それこそゲーム機を携帯できるので便利です。

もちろん据え置き型みたいに、わざわざコンセントを繋いだり、S端子をつなげるという作業もいりません。

また最近だと、ゲームの攻略情報を知りたかったら、そのままスマホでネット検索して調べられますから、それも最大の強みと言えますね。

 
いくつか問題点を挙げるなら、バッテリーの消費が早くなるということ、

あとは場所によって通信が悪くなると、ゲームプレイ中に通信が切れて進行の妨げになったりするということです。各地で公共のWi-fiスポットが増えて、そのWi-fiに登録すれば通信量や速度制限を気にする必要がないので、便利になってきました♪

 
もはや日常の生活に切っても切り離せないのがスマホ。そしてそのスマホ利用者の約6割がスマホゲームをプレイしている昨今の日本の現状です。

要は今まで据え置き型ゲームで遊んでいた人たちも、徐々にスマホゲームに依存してきつつあるってわけですね。

任天堂も今や『ポケモンGo』に全力注入してるみたいで、FFで有名なスクエニもスマホで過去の名作ゲームを大量に配信しています。

これだと、やはり据え置き型ゲーム、コンシューマーゲームが今後売上を伸ばしていくのは至難の業でしょう。

プレイステーション4も発売時は、日本での売り上げは低調だったようです。

初代プレステが約2000万台、プレステ2が約2200万台、プレステ3が約1000万台と今までの機種に比べ明らかにペースが下がりました。

デスクトップ型パソコンからノートパソコンへ、そして今やタブレットが主流になりつつあるのと似てますね。

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