みなさん、ご無沙汰しております。

私事ではありますが、先日スイッチソフトの『マリオ3Dコレクション』に収録されていたスーパーマリオサンシャインをクリアしました。

ゲームの中でサンシャインを120個集めるというやりこみ要素もありますが、こちらもなんとか達成しました!

達成はしたのですが、正直かなり過酷な道のりでした。

やり始めたのが今年の7月、120枚達成したのが12月、なんと半年かかりました(汗)

どうしてここまで時間がかかったのか、理由は簡単。

激ムズ
だったからです。


まさかここまで激ムズなゲームとは思いませんでした。

具体的にどういったところが激ムズだったのか、また難関ステージはどこだったのか、詳しく紹介していきますね。




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スーパーマリオサンシャインについて

まずはスーパーマリオサンシャインについて、軽くどんなゲームか説明します。

スーパーマリオサンシャインとは、2002年7月19日に任天堂から発売されたニンテンドーゲームキューブの専用ゲームです。

3Dマリオとしては、1996年に発売されたマリオ64以来の作品です。


夏のバカンスを楽しむため、マリオとピーチ姫その他大勢のキノピオたちが南にあるリゾート地ドルピック島に飛行機でやってきたのですが、そこで偽のマリオ(クッパジュニア)が登場し、島で様々な悪事(落書き)を働き、ピーチ姫をさらうというほぼいつもの流れ。

最終的にクッパを倒してクリアという点では共通していて、同時に島の守り神的なシンボルのサンシャインを取り返すよう頼まれます。

このサンシャインは全部で120個ありますが、全部集めなくてもクッパを倒してクリアは可能。しかしこの120個、数の多さは前作のマリオ64のパワースターと同じですが、コンプの難易度は間違いなく前作以上です(理由は後述)

島にある7つのステージと合計56個のストーリー

南国のリゾート地ドルピック島は、拠点となる『ドルピックタウン』のほかに計7つのステージがあり、そこにマリオが移動して様々なストーリーをクリアし、サンシャインを獲得するという流れになります。

  1. ビアンコヒルズ
  2. リコハーバー
  3. マンマビーチ
  4. ピンナパーク
  5. マーレの入り江
  6. シレナビーチ
  7. モンテの村

これら7つのステージのストーリー7までクリアすれば、クッパのいる『コロナマウンテン』に挑戦できます。マリオ64と違って、サンシャインの枚数は関係ありません。

逆に言えばどれだけサンシャインを集めても、ストーリー7をクリアしていないステージが一つでもあればクリアはできません。この点においても、前作マリオ64と違い不便であり難易度を上げている要因になっています。

(ちなみにどのステージでもコイン100枚集めれば、隠しサンシャインがもらえます。)

ポンプを使った多彩なアクション

基本的な動作やアクションは同じですが、最大の違いはポンプを使ったアクションができるという点。

このゲームが夏のバカンスを楽しむというモチーフのもとに作られたこともあり、水を噴射するポンプを背負ってマリオが様々なアクションを使うことができます。


ポンプを使って水を噴射すれば、敵を攻撃したり、下方向に噴射してホバー移動(宙に浮いたまま移動)できたりして、マリオ64と違い多彩で便利なアクションが増えました。

さらにストーリーを進めると、高い場所まで飛べるロケットノズル、高速ダッシュができるジェットノズルも追加されます。これを使わないとクリアできないストーリーも一部あります。


またマリオ64には登場しなかったヨッシーも登場します。ヨッシーがいないとクリア不可能できないストーリーもありますが、注意点として、今作のヨッシーはなぜか水に弱いという特性があります。

水に弱いということは、水の中に入れないのではなく、水の中に入れるが入ったらその瞬間ヨッシーが消滅します。

なんじゃそりゃと思うかもしれませんが、本当です(笑)

今作は海がテーマとなっているのに、どうしてこんな謎仕様にしたんでしょうか(;-_-



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マリオサンシャインはなぜ激ムズなのか?

ここまでマリオサンシャインについての内容について簡単に解説してきましたが、かなりざっくりな内容でいまいち難しさが伝わってこなかったと思います。

というより、バカンスをテーマにしたゲームで、水を噴射できるポンプアクションが追加されたんだから、楽しめそうなゲームだと思った方もいるでしょう。

かくいう私もその一人でした。

でもその期待は裏切られます。ゲーム中には難易度を上げるいろいろな要素が盛りだくさんあるからです。

激ムズ理由1:アスレチックコース

マリオサンシャインが激ムズとされる最大の理由が、各ステージに存在するアスレチックコースです。

アスレチックコースとは簡単に言えば、各ステージにある建物や洞窟など何かしらの穴の中に入ることで挑戦できるステージなのですが、なんと落下したら即終了で残機が減ります。

マリオ64にもあった『レインボークルーズ』とほぼ同じですが、このようなステージがいくつもあるわけです。


「別にホバー移動できるから、マリオ64より楽でしょ?」と思っている方もいるかもしれませんが、違います。

なんとこのアスレチックコース、入ったら即座に偽マリオにポンプを奪われます!

これも正直、意味わからないですよね。このゲームの主役というか、メインの武器ともいえるポンプなしでクリアしないといけないわけですから。

ドラクエで例えたら、主人公の勇者なしで強敵を倒さないといけない、ということになりますから。

普通のステージ攻略時はポンプでホバー移動でき、それに頼りっぱなしになるので、いざポンプがなくなったらそりゃ難易度は上がります。


しかもアスレチックコースはどのステージでも、ストーリーの1から6までの間に必ずあります。(多いステージだと2つ)

そしてクッパのいる『コロナマウンテン』に行くには、どのステージでもストーリー7までクリアする必要があります。

つまりクリアのためには必ず通過しないといけません。


一番難関なのは『シレナビーチ』の「ホテルのロビーの秘密」でしょう。

ここは一定時間で崩れ落ちる砂でできた橋や足場がたくさんあり、しかも途中回転する足場に乗って移動しないといけません。

回転する足場から落下、砂の上で落下、全体的に足場が狭いので、アスレチックコースの中でも最難関と思います。

2回目の挑戦の方がムズい?

実はアスレチックコースは、一度クリアした後も再度入ることも可能で、その際にはポンプは奪われません。

ただし2回目については、ポンプはあるものの、時間制限で赤コイン8枚ゲットしてサンシャイン入手、という新たなハードルが課せられます。

ポンプがあってホバー移動できるのはありがたいですが、代わりに時間制限付きかつ難しい場所に赤コインも配置されていたりするので、難易度はそこまで変わらないという感じです。


赤コイン挑戦の際に、一番難しいのは『モンテの村』の「村の裏の秘密」だと思います。

ここはモンテ族に話しかけて、離れた足場までマリオを吹き飛ばしてもらうわけですが、この話しかける角度が真正面から少しでもずれると、マリオが見当違いの場所に飛ばされそのまま落下します(笑)

まぁ、本当に理不尽ですよね。

時間制限がない初回は、モンテ族に話しかける角度にも最新の注意を向ければいいですが、時間制限付きとなると急いで話しかけないと行けず、どうしても若干角度がズレます。

激ムズ理由2:秘密のコース

アスレチックコースと似ていますが、もう一つ秘密のコースと呼ばれるステージもあります。

秘密のコースは入り方はアスレチックコースと違いますが、違いは流れるBGMが穏やかで和む感じになっており、かつポンプも奪われません。

「ポンプが奪われないなら、簡単じゃん!」と言いたくなるかもしれません。でも違います。


実はアスレチックコースとほぼ同じか、それ以上に激ムズです!

やはり落下したら即終了で残機が減る点ではアスレチックコースと同じですが、ポンプを使える利点があるせいか、全体的に足場が狭いと感じました。


中でも最難関な秘密のコースは、ドルピックタウンの離れ小島の土管から挑戦できる『川下りステージ』です。

通称“毒の川下り”と呼ばれるこのステージは、流れる川の上を腐りかかった葉っぱの上に乗ってポンプを噴射しながら移動し、赤コイン8枚とるという鬼仕様となっています。

歴代マリオにおいて、史上最難関ともいえるでしょう。

ドクロのマークがある時点で察すると思いますが、流れる川は毒の川で、少しでも落ちたら即終了。

しかも乗る葉っぱは腐りかかってて、一定時間経過するとマリオが落下します。つまり実質時間制限付きの上に、その葉っぱの上に乗ってポンプを微調整いながら、うまく方向を調整し、川の上にある赤コインを7枚(最後の1枚のみゴール上の足場)取らないといけないわけです。


このポンプを用いての微調整がマジでムズすぎる。少しでもブレたら、大きく方向がずれて、赤コインが離れてしまい、しかも壁にぶつかってめり込むと下手したらその時点で葉っぱが崩れ落下します。

一体だれがこんな激ムズなステージ考えたんでしょうね。


ちなみに私は一応クリアしましたが、実は6枚目のみゴールした後、狭い手すりを伝って6枚目がある場所まで移動し、そこから向かい側の手すりに向かってホバー移動して強引に取りました。

狭い手すりをよちよち移動していつ落ちてもおかしくなかったですが、それでも6枚目は葉っぱの上からじゃなくても取れるんだという証明にはなりました。参考にしてみてください。


※余談ですが、実はこの川下りゴールの足場に土管があり、そこに潜るとドルピックタウンに戻れます。

一見赤コイン取り逃したらここに潜って、再挑戦すればよさそうな気もしますが、絶対に入ってはダメです!!

なぜなら、そもそもこのステージに入るにはヨッシーのジュースで土管の黄色いネバネバを除去しないといけず、ドルピックタウンに戻ったら、そのネバネバが復活してしまうからです!!


さっきも書きましたが、本作のヨッシーは海に落ちると消滅してしまいます。

この離れ小島に行くのに、わざわざ移動する二隻の船の上にヨッシーと一緒に乗らないといけませんが、実はこの時点で激ムズなんです(笑)

少しでも着地のタイミングがずれると、船の上ではなく海に落ちてやり直し、マジでストレスが溜まります。

このような理由があるから、毒の川ステージで赤コインを8枚取れない時に最後の土管には決して入らないようにしましょう。

激ムズ理由3:青コイン多すぎ&隠しすぎ

サンシャイン120枚を集めるのに必須となるのが、青コインです。

ドルピックタウンに、青コイン10枚をサンシャイン1枚と交換できる家があり、全部で240枚あって、合計24枚交換できます。

24枚もくすねてきたのか、という悪口はさておいて、とにかくこの青コインが多すぎて集めるのがしんどいです。

しかも巧みに隠されているものも多く、ノーヒントで全部集めるのはまず無理とも言えます。


特に『マーレの入り江』は崖に配置された迷路のようなマップの中に大量に配置されていて、見つけるのがしんどくかつ行くのも大変です!

またヨッシーがいないと取得できない青コインも多くあって、蜂を落としてその蜂を全部食べるのと、青い蝶々をすべて食べて取得できるものがあります。

蜂はともかく、蝶々は別に食べなくても。地味に残酷なこと考えますな。




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最後に

今回は『スーパーマリオサンシャイン』について激ムズと言われている理由を紹介していきました。

マリオ64の6年後に発売されたゲームで、ハードもゲームキューブに変わったのですが、まさかここまで難しいとは思いませんでした。

個人的には2Dのスーパーマリオブラザーズ2を彷彿させるような難易度と思いましたね。

このマリオサンシャインは2020年9月に発売されたスイッチソフトの『スーパーマリオ3Dコレクション』に収録されています。限定版ということもあってか、中古でもなかなかの高値になっているようですね。


最後までご覧いただきありがとうございました、また今後も何かしらレトロゲームなどをクリアした際にこのように記事にしたいと思います。