アメリカ大統領選挙2016

いよいよアメリカの大統領選挙も大詰めを迎えました。共和党のトランプ候補とクリントン氏が初めてテレビで討論し、アメリカのメディアは一斉にクリントン氏優勢と報道しました。

過去の大統領選挙にも大きい影響を与えてきたテレビ討論大会とあってアメリカ中が注目しましたが、今後トランプ候補の巻き返しがどこまで響くのでしょうか?

 
さてそんなアメリカの政治の最大の特徴といえば、2大政党制ということにあります。共和党と民主党が長い間アメリカの政治の主軸となってきましたがその政策の違いなどを今回は簡単に解説していきます。




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共和党の政策・支持団体など

共和党は1854年に黒人奴隷制反対を掲げて結成されました。

結成当初から数多くの大統領を生み出してきた政党で、基本理念としては力による秩序と強固な同盟関係による安全保障策が基本で、米国の国益を最優先させるなど、外交面ではやや強硬的。

そして内政面では、人工妊娠中絶の禁止や家族制度の重視、不法移民の反対や銃規制反対など伝統的に保守的思想が強い政党となっています。

 
この共和党を支持するのはどんな団体かというと、やはり同じく保守的思想が強い考えの人やクリスチャン・コアリションと呼ばれるキリスト教主義勢力などがありますが、最も大きいといわれるのが、全米ライフル協会です。

昨今目立つようになったアメリカの銃乱射事件で多くの犠牲者が出ていますが、それでもアメリカから銃がなくならないのは、このライフル協会が政治的に大きな影響を与えているからでしょう。

政治学で言う圧力団体と言われる彼らですが、アメリカではもともと自分の身は自分で守るものという考えが強い人が多く、彼らの主張もあってなかなか銃規制が進まないのが実態です。
 

民主党の政策・支持団体など

民主党は成立年月日が1828年と、共和党よりも26年早く設立されました。

共和党同様やはりこちらも大統領出身者は多いです。一般的に保守的思想が強い共和党に対して、リベラルの政策が中心となっているのが民主党です。

内政面では、中絶完全自由化や同性愛容認、不法移民に容認するなど共和党とはまるでスタンスが逆と言ってもいいでしょう。

 
発足当初は南部を中心とした勢力を支持基盤にもち、農場主等の権益の擁護を中心としていました。

経済政策においても、共和党が自由貿易主義を主張するのに対して、民主党では国内産業保護主義をとるため、民主党政権の時は日本との経済関係が問題になります。

 
そんな民主党の主な支持団体となっているのが、環境保護団体やアメリカ労働総同盟、アフリカ系を中心とした有色人種などがあります。

やはりリベラル的なスタンスを取る政党なので、それに近い考えの人たちが多いのが特徴です。

 
以上が共和党と民主党の違いです。ざっくりと簡単にまとめましたが、ぜひ参考にしてみてください!
 

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