世の中には多くの“大富豪”と言われている人達がいます。

その大富豪は世界人口の数%にも満たないのですが、世界の富の半分も保有すると言われています。

金持ち

ではそんな大富豪たちは、なぜ大富豪になってるのでしょうか。また彼らは普段からどういった考えで行動するのか?

好青年

きっとお金の使い方とか豪勢なんだろうなぁ

と、思っていたら、そうではありません。実は意外と質素な一面もあったのです!

外国人男性

えっ!?あの○○氏もあんな暮らしをしてたの?

富豪と一般庶民との決定的な違いを、日頃の生活習慣や考え方、マインドなど独自の視点で分析してみました。




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世界の富豪・金持ちは意外と質素な暮らし?

世界中には総資産数百億ドル以上の資産家や投資家はたくさんいますが、全員が全員超豪華で散財な生活というわけではありません。

例えば

  • 資産額740億ドルの世界最大の投資家ウォーレン・バフェット氏はいまだに1958年に購入した3万1500ドルの家に住んでおり
  • 資産額700億ドルのFacebook創始者のマーク・ザッカーバーグはフォルクスワーゲンのマニュアル車を乗用、さらに普段着もTシャツとパーカー、ジーンズという服装
  • 資産額653億ドルのグルポ・カルソ創業者のカルロス・スリム・ヘルは40年以上もベッドルーム6室の普通の家に住み続け
  • 資産額199億ドルの衛星放送大手ディッシュ・ネットワーク会長のチャーリー・アーゲン氏は、昼食にサンドイッチを作り毎日持参
  • 資産額823億ドルのZARAの創業者アマンシオ・オルテガ氏は、本社のカフェテリアで社員と一緒にランチを過ごす


  • ご覧いただいたように、資産額100億ドル以上の富豪でもこれだけの倹約志向で生活しているのです。

    お金が大量にあるんだから、散在するような生活を毎日送っているんだろうと思ったら大間違いです。

    むしろ散在しないからこそ、大量にお金が余る、だからこそ億万長者になったのでしょう。

    当たり前のように感じるかもしれませんが、この当たり前ができない人は多いのです。

    若いギャル

    どうして、お金が大量にあるのに、浪費しようとしないんだろう?

    少年

    お金を使わないなんてもったいない!お金持ちはどんどん使って、経済を回さなくちゃ!

    確かにこういった意見が多いのも事実です。

    しかし世の中本当に面白く、実はお金持ちほど無駄な消費行動が減るという事実もあるのです。

    ではその理由について詳しく見ていきます。


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    お金の魔力は強大すぎ!

    お金が増えるほど生活が安定し、精神的にも余裕が生まれます。その結果お金を使う必要もなくなり、ますますお金が増えていくのです。

    それ自体はある意味当然だと受け止めている人も多いでしょう。


    しかし皆さん、お金が急に増えればどうしたいと考えますか?

    例えば今まで無職だった人が、一気に月収30万円、手取り25万円の仕事に就けたとします。

    今まで無収入の状態から一気にお金が増えるわけです。となれば、お金がない状態で出来なかったことがいろいろ出来ます。

    家賃の高いマンションに引っ越せたり、車を購入出来たり、いい衣服を購入出来たり、外食の回数が増えたり、ちょっと高めのランチや食材を買ってみたり、高いパソコンを購入したり、海外旅行に行ったり……

    お金に余裕が出ればこれだけのことができるようになります。つまり生活レベルが上がるのです。


    だけどよく考えてみてください。本当に必要なことなんでしょうか?

    もちろん仕事上、絶対になくてはならないという事情で買わざるを得ない人もいるでしょう。

    地方で暮らしていて公共交通機関が発達していなければ、車はある意味必需品でしょう。


    でも例えば車だったら別に中古車でいいですよね?外食だって行かなくても特に困りません、スーパーで食材は買えますし。

    衣服だってブランド物ではなく、ユニクロやセカンドストリートでも買えます。


    何が言いたいかと言うと、世の中の多くの人がお金が大量にあっても大量に使ってしまいます。

    だから貯金ができないんです。

    ごく当たり前のことなんですが、簡単にできることではありません。


    よく「当たり前のことを当たり前にできるって凄いことなんだよ」と言われることがあります。

    貯金とか節約とかが、まさにその代表例と言えるでしょう。

    理由は簡単で、お金がなかった時の反動があるからです。

    今まで精神的に不満とかストレスが溜まってた状態で、突然お金が大量に手に入れば、誰だって使いたくなります。

    宝くじなどで高額当選したり、アメリカのプロスポーツ選手が引退後に豪遊して破産に追い込まれる事例も、これに該当します。

    ある意味「お金の魔力」と言っていいかもしれません。

    一回本気で貯めてみよう!

    一回騙されたと思って、給料日になっても、一気にお金を使わないで我慢して過ごしてみてください。

    買う物は生活上必要なものだけ、贅沢品や高級品、また余計な誘いや付き合いも断り、とにかくお金を極力使わない生活を送ってみましょう!


    すると、最初は確かに苦痛に感じるかもしれませんが、ある程度期間が続けば次第に慣れていきます。

    「今まで何であんな無駄な買い物ばかりしてたんだ……」と後悔したくなるでしょう。

    人間は昔から慣れる動物です、その状態で頑張って1ヶ月過ごせば、次の給料日は貯金がたくさん出来た状態で迎えられます。

    貯金がある状態で給料日を迎えるのと、ない状態で迎えるのは全然精神的余裕さが違います。


    自分の預金通帳の数字が鰻登りで増えていくのを目の当たりにすれば、それが実感できると思います。

    貯金がある=精神的な余裕が生まれる

    これは間違いないと思います。


    皮肉なことに、お金がない人ほどやはり精神的に余裕がない人が多いです。

    もちろん敢えて貯金せず、投資に回す人も多いでしょうが、基本的にお金なんか無駄に使わなくても生活できるんだから、必要な時にだけ使う生活にすれば無駄な行動も起こす必要はないです。


    そして精神的な余裕があるということは、仕事や私生活でも順調に行きやすいです。

    仕事が順調であれば、自分の裁量で仕事を進めることも可能となり、余分な付き合いや飲み会を回避できるようになります。


    意外なことかもしれませんが、若い頃先輩や同僚からの飲み会もきっぱり断っていた人ほど、企業のトップに昇進しやすいというデータもあります。

    彼らに「飲みにケーション」というおかしな単語は通用しないのです。


    結果として無駄なお金と時間を消費することが減り、その分自由な時間が生まれ、自己投資や勉強の時間に費やせます。

    このサイクルと仕組みを質素な生活を送っている大富豪達も、よくご存じなんでしょう。

    皮肉なことに現実にお金持ちになると、消費に走る理由がなくなってしまいます。


    ある研究によれば、「人間の幸福度は年収800万以上はほぼ上がらなくなる」というデータがあります。

    これは今までの理屈で考えれば、理解できると思います。

    そしてそのような状態の人ほど、さらにお金持ちになっていくのです。


    世の中の人は「お金が多ければ使いまくろう、そのほうが経済が回るからいいんだ!」と主張する人も少なくないです。

    もちろんその理論は経済を語る上で間違っていないですが、自分自身の身の丈に会わない消費と浪費はただの無駄遣いに終わります。


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    お金持ちの習慣や考え方・行動とは?

    倹約志向が強く、質素な生活をし続ければ、誰だってお金は貯まります。

    でも世の中それができない人が多いのです。

    また仮に節約や質素な生活ができたとしても、億万長者というレベルには届かない人が多いです。

    そもそも彼らはお金を全くと言っていいほど使わないかと言うと、そうではありません。

    実は自分のため、将来のためと判断したら惜しみなく使うという側面もあります。

    ここからは億万長者・大富豪なりの考え方・習慣を一般人と比較しながら解説していきます!

    目先の損得を気にせず、長期的に考えて行動する

    世の中の人たちは、目先の小さい損を気にしすぎです。

    例えば、英語の勉強をしたいと思ってる人がいたら、出費を惜しまず、教材を大量に買いまくって勉強した人と、無料にこだわり、ネットなどで調べた情報だけで勉強した人と、どちらの成績が伸びるかは明らかですよね。

    最初の出費を惜しんだだけで、英語の成績は段違いの差が出ます!

    これによりその人の今後の人生、就職できる仕事の場が日本だけならず海外の場にも広がり、エリート街道まっしぐら!リターンは物凄く大きくなるのです。

    つまり長期的な視点で考えて、最初の数万円、数十万円の損失は惜しまないと腹を決められるのが金持ちの思考です。

    周りから批判されても屈しない

    何か新しいビジネス、物事を始めようとしたり、もしくは自分の夢を追いかけようとすると、必ずと言っていいほど、あなたの周りに批判する人が現れます。

    たとえば家族だったり、恋人だったり、友達だったりするのですが、そう言う人は別に悪気があってそうしているわけではなく、あなた自身のためを思ってそう言ってるというパターンが大半です。

    しかし自分のことを誰よりもわかっているのは自分自身なのですから、基本的には従う必要はないのです。

    成功できない人は、ここで曲がってしまい、結果他の人と同じような行動になります。これでは無意味ですよね。

    周りからの批判が強ければ強いほど、逆にチャンスなんだと考えてください、そうすれば精神的にも強くなれるはずです。

    自己投資を惜しまない

    先ほどの英語勉強の例でも触れましたが、基本的に金持ちは自己投資、自己の成長のためには、たとえ数十万円かかろうと出費は惜しみません。

    だからお金持ちは一生勉強するのです。

    そうすれば知識が増えます、知識は自分の頭のなかに永遠に残るものですから、いわばテクニックと同じです。知識がお金に変えられるから、勉強するのです。

    このお話は「お金を無駄遣いしない」という話と少し矛盾するかもしれません。

    しかし勉強のための自己投資となれば話は別です。むしろ日頃からお金が溜まっていない習慣が定着した人は、いざ自己投資しようにも使えないのです。

    不必要、無駄な買い物はしない

    流行しているとか、周りの友達が買っているからとかそんな理由で不必要な物を買う人が多いです。

    それが本当にその人のためになれば別にいいですが、全くもって使わない、必要がなかったら意味がないです。

    いってみれば衝動買いというのは、お金持ち思考の人はしません。いくら富の還元が世のため、人のためになるからと言ってそれが自分にとって必要ないものであれば絶対買いません。

    行動しないこと=デメリットである

    チャンスは目の前にあるという言葉があるように、お金持ちになるためにはどうすればよいか、その第一歩が行動することなのです。

    チャンスが目の前にあるのに行動しないのは、ある意味失敗するよりデメリットが大きいのです。失敗すれば、その反省を次の行動に活かせます。

    というかお金持ちになるんだったら、失敗することくらい気にしないことです。


    これ以外にもたとえば、テレビや新聞を見なかったり、自己の成長のため読書に励んだりと、いろいろあると思います。

    やはり一般庶民、もしくは周りの人の影響をもろに受けて生活しちゃうと成功からどんどん離れていくんだなぁと実感しました。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?

    お金持ちのお金の使い方、質素な生活ぶりや考え方をしっかり理解し、明日からでも遅くないので、無駄な消費を抑えてみてみましょう。

    お金がありすぎてデメリットになることはほぼないはずですからね。




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