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深海の世界を紹介! 光が届かない世界で築かれた独自の生態系とは?

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深海の探索

地球の場所の中でまだ人類がほとんど探査できていない場所はかなり多くあります。その中でも太陽光が行き届かない深い海の底は巨大な水圧に阻まれて未知の領域が多いです。

地球最後のフロンティアとも言われる深海の世界ですが、今回は現在判明している中でわかっている深海の世界とはどういった感じなのか、また深海のみに生息する独特の生物群や生態系について詳しく解説していきます、ぜひご覧ください!




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地球上の海について解説

陸上で生活する人間にとって海面から下の世界というのは普段なじみがない場所です。

海水浴などで砂浜から海に入って泳いだり遊ぶこともできますが、我々人類がしっかりと調査で来ている領域は大陸棚と呼ばれる海底です。

大陸棚とは大陸や島の沿岸から続く、水深130mまでの比較的なだらかな海底のことを指します。たくさんの魚が存在するため良い漁場にもなっています。

ところがこの大陸棚と呼ばれる海底は地球の海全体のたった7.5%だそうです。残りは全て大陸棚ではない、つまり水深130mよりも深くなります。

大陸棚が終わると大陸斜面と呼ばれる急斜面になって、海底が一気に深くなります。この大陸斜面がなくなって平坦になった海底のことを海盆と呼びます。水深3000~5000m付近にあって地球の海の半分以上を占めているのがこの海盆です。

 
海盆は陸上の盆地と違って平坦な場所ということにはなりません。海盆には至る所に高い海山や海嶺、さらには水深8000mよりも深い海溝という場所まであります。

地球の海溝で一番深いのはマリアナ海溝で有名ですが、水深1万911mと言われます。ただし地球の半径が6371kmなので、仮にマリアナ海溝の一番深い所に到達したとしても半径の500分の1にも満たない距離です。リンゴの皮みたいなものですねwww
 

地球上の海の約8割は太陽光が届かない?

明確な定義があるわけではありませんが、だいたい水深200mよりも深い海のことを深海と呼びます。大陸棚が水深130mほどの深さですが、地球上の海のほとんどが深海になります、割合的には海面面積の約8割、地球の海の平均水深は3729mとなっています。

 
深海の最大の特徴が太陽光が届かないということです、海の中に入った太陽光は水深200m付近では海面の0.1%、水深1000m付近だと海面の100兆分の1程度になります。これより深い場所だと生物が光を感じ取ることは出来ないとされています。

そしてもう一つの特徴が巨大な水圧です。海では10m深くなるごとに水圧が1気圧ずつ増えます。水深1000mで101気圧、2000mで201気圧となりますが、201気圧というのは1㎠あたりに約200kgもの重さがかかるということです。

小指くらいの面積に数百kgくらいの重さが常にかかっているので、仮に水深1000mより深く潜れる潜水艦に入ってる時に外に放り出されてしまったら一瞬で潰されてしまいます。




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深海独自の生態系とは?

浅い海底の生態系

太陽光が届く浅い海の底では多種多様な生態系が築かれています。この生態系では太陽の光で光合成をする植物プランクトンが出発点となる食物連鎖が形成されています。植物プランクトンは動物プランクトンに、動物プランクトンは小さな魚に、そして小さな魚は大きな魚に食べられます。

このような生態系を光合成生態系と呼びますが、太陽の光が届かない深海では形成されます。また魚のえさとなる有機物の量も極端に減るので深海には長い間生物はいないだろうと考えられてきました。

 
しかし最近の調査では深海にも多くの生物が生息していることが分かってきています、深海魚というのはその代表例と言えますが一体どういった生態系が築かれているのでしょうか?

まず太陽の光が届かないという大問題をどう克服しているかです。太陽の光が届かないということは光合成が出来ないということでも問題ですが、もっと問題となるのは温度です。深海の温度は0℃よりちょっと大きい程度で、まさに極寒の海の中にいるようなものです。

ところが最近の調査では深海底のところどころに熱水噴出孔と呼ばれる穴があって、そこから400℃近い熱水が噴出しているということがわかってきました。これは海底下にあるマグマによって熱せられた水ですが、こうした熱水には鉄や亜鉛、コバルトといった様々な鉱物が溶け込んでいます。

これらの鉱物が熱水噴出孔付近に固まってできたものをチムニーと呼びます。熱水に溶解している鉱物が0℃近い海水と接触することで化学反応が進み析出・沈殿するために出来上がったものですが、オレゴン州の沖合には高さ40mにも及ぶチムニーがあります。

深海魚
 

熱水噴出孔は生物の宝庫!

深海に生息している生物の多くが熱水噴出孔付近に存在しています。

その理由は熱水噴出孔から吹き出された熱水にたくさんの化学物質が含まれていることです。この化学物質を餌にして有機物を生成する化学合成細菌の仲間がたくさん存在して、化学合成生態系が築かれています。

例えばハリオムシ(チューブワーム)、シロウリガイといった生物は自分の体に細菌を住まわせて細菌が作り出す有機物を体内に吸収することで自身の栄養にしています。

また沖縄トラフに生息するゴエモンコシオリエビという生物は胸に生えている毛の中に細菌を飼っていて、時おりその細菌を食べることで栄養を取っています。

 

電気を食べる細菌が存在する?

最近の調査で判明した事実ですが、なんとチムニーの周囲には電気を食べる細菌が生息しているというのです。

チムニーの成分は電池の材料にもなっている鉄化合物や硫黄化合物ですが、熱水が噴出する際に電気が流れます。その電気を自らの細胞に取り込むことで、二酸化炭素から糖やアミノ酸などの有機物を作っているのです。

それまで細菌というのは光合成か化学合成でしか有機物は作り出せないものだと思われていましたが、この電気を食べる細菌の発見で定説が覆ることになりました。この電気を食べる細菌はどれだけ存在するかはまだ不明ですが、実は全ての生物の共通の祖先に限りなく近いとも言われています。

 
以上深海の独自の生態系について詳しく解説してきました、まだまだ未知の部分が多い深海の世界は今後さらに驚くべき生物が発見されるかもしれません!
 

こちらの記事もどうぞ!

日本のメタンハイドレートの埋蔵量は多すぎ? 商業生産実現の目途は?

アルプスマーモットの生態について解説! 冬眠期間が長い?

 

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