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月への旅行にかかる値段はおいくら? 1年間住む費用も計算!

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月への旅行

 
地球に住んでる我々にとって一番身近な天体と言えば月ですね。太陽の光によって周期的に夜空に見える形は変わりますが、一番身近にあるとはいえ地球からは約38万kmも離れているとされています。誕生した頃ははるかに近い距離を公転していたとされていますが、徐々に離れて行っているそうです。

また月で有名な事柄と言えば常に地球に対して同じ面を向けたまま公転しているということです。裏側を直接見ることができなくて一体どうなっているんだろう?と昔はいろいろな憶測が飛び交っていてましたが、今ならネットで検索すれば簡単に調べられますね。

もちろんそれで満足する人もいると思いますが、やはり月の世界を実際にこの目で見たい、足を踏み入れてみたい、また月の大地から青い地球を眺めてみたいと思う方はいるはずです、僕もその一人です!

 
そんな月の世界に行ける月旅行は実は既に宇宙旅行代理店SPACE TRAVELによって提供されているようです。そのお値段は
 
150億円

だそうです、とんでもない金額ですね!

 
とてもじゃないですけど一般庶民には手が届きそうにないです、なぜこれほどお金がかかるのか?またもし仮に月に1年間住むとしたらどれだけのコストがかかるかも算出していきます、ぜひ参考にしてみて下さい。




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人類初の偉業から50年、アポロ計画の発端は?

地球に人類が降り立ったのは今から60年も前に遡ります。

当時冷戦の最中だったアメリカの宇宙開発ですが、なんとか対立するソ連との差を広げるためにも成功しなければいけない計画がアポロ計画です。既にソ連が1961年にボストーク1号史上初の有人宇宙飛行を成功させたことで、アメリカ国民の間に宇宙開発競争で後れをとっているという不安とあせりがありました。その不安を払しょくさせようと当時のケネディ大統領は、ソ連に勝つためには人類初の月への着陸を成功させるしかない!と表明したのがきっかけで精力的に進められました。

1961年から始まったアポロ計画ですが、初の月面着陸に成功したのは1969年に打ち上げられたアポロ11号で、この時搭乗していたアームストロング船長が人類で初めて月に降り立ったのです。

これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。

彼のこの言葉は有名ですね、確かに人類の科学力を高めた最高の成果と言えます。ソ連への対抗という一種の軍事的な理由があったとはいえ、不可能と言われたミッションを成功させたわけですからね。

アポロ計画

 

アポロ計画はなぜ再開されない?

人類にとって身近な天体である月に着陸するというのは偉業であり、我々一般庶民からしたらもう一度60年前の感動を見てみたいと思います。しかしアポロ計画による月面着陸はアポロ17号まで計6回行われましたが、1972年に終了したのを受けてそれ以来NASAは月面への有人探査をしようとしません。火星への移動に比べれば距離的にも近いので簡単そうに見えますがなぜでしょう?

最大の理由は費用対効果の問題と言えます、莫大な費用がかかる割に行ってもほとんど利益が得られません。

実際アポロ計画にかかった予算の総額は約1000億ドル以上と試算されています、現実的に考えればもはや無謀とも言っていいですが、当時のソ連と緊迫した国際情勢と世論がそれを許したのです。

※実は10年以上も前に当時のブッシュ大統領が月への有人飛行を再び実現させようと表明していましたが、やはり予算が組めないという理由で廃案になりました。もっとも中国やインドでは現在宇宙開発競争が活発になっていて、近い将来は月の有人探査も計画しているようです、願わくば日本の宇宙探査計画でもぜひ月の有人飛行を目標に掲げてほしいものですが…

月探査は国や政府だけが計画しているわけではありません。無人の月面車を月に送り込んで探査を競わせる計画がXプライズ財団によって運営されているようで、優勝すれば2000万ドルも贈られるようです。これについては以前記事にしたのでそちらをどうぞ!
日本初の民間月面探査へ!はやぶさの感動をもう一度




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月旅行にかかる値段は150億円! 旅行の内容は?

さていよいよ本題の月旅行にかかる値段について話していきますが、冒頭でも紹介したように150億円というのは本当に巨額です。

しかし旅行の中身はそれ相応の金額に匹敵する価値となっています、簡単に紹介すると以下のような流れになります。

  1. ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターで訓練
  2. ソユーズロケットに乗り宇宙を目指す
  3. アッパーステージ・ブースターに低軌道でドッキング後に月へ向かう
  4. 月の表面から約100kmの上空を一周、月の裏側も見れる
  5. 月からしか見れない「地球の出」が見れる

この月への旅行を提供するSPACE TRAVELという会社は現在世界で唯一民間人の宇宙旅行を実現している会社です。公式サイトによると、この月旅行では現在2席のシートの予約を受け付けているということです。つまり1回の旅行で参加できる人数はたった2人です。かなり狭き門ですね。

今の科学力では人1人を宇宙に打ち上げて月に行かせるだけでも何十億というコストがかかるようですね、宇宙旅行が夢物語ではないとは言いつつもコスト面や技術面ではまだまだ課題があるということです。また現時点でこの月旅行は未だ実現できていないそうです。これに参加するとしたら一体どんだけ経済的に余裕があるんだという話です、日本人だといないんじゃないでしょうか?

誰になろうとアポロ計画以来まだ誰も人類では月に着陸できていないので凄いことに変わりはありませんけどね。

宇宙旅行

 
因みにスペーストラベル社はこれ以外にも様々な宇宙旅行計画があって、単に宇宙空間に出てみたいというだけならそこまでの費用にはならないようです。

その中で代表的なのが準軌道宇宙旅行と呼ばれるものです。このプランでは長い滑走路を利用して高度100kmの上空まで飛行し、そこから眼下に広がる青い地球を眺められます。この間たった5分間だけですが無重力状態も体験できるようです、

ただしお値段は1000万円!もちろん月旅行に比べれば1000分の1以下で安く感じますが、それでも一般庶民からしたら超高額です。現実的に考えればギリギリ行けなくはないラインですが、それでも厳しいですね、一生懸命貯金してやっと手が出せるというレベルです。宝くじでも当たれば話は別ですがwww

 
これでも高すぎるという方には以下の無重力のフライトならかなり安い値段で楽しめるようです。

【地球上で味わえる無重力のフライトとは?】
このプランでは特別に改造されたボーイング727に乗って、30秒のフリーフォールで15回程度の無重力が疑似体験できます。

無重力状態で回転出来たり、球のような形になる水を飲んでみることもできます。いずれにせよ宇宙船に乗って宇宙空間に出るということはありませんが、この無重力フライトは1回につき63万円という値段で体験できます、これなら一般庶民でもなんとか手が出そうなラインです。実際にこれまでに多くの人がこの疑似無重力体験で楽しんだ動画がYou Tubeで投稿されています。

 

もしも月に1年間住めるとしたら、かかる費用はいくら?

ここまでの説明で月にたった3日間旅行するだけでもとんでもない費用がかかることが分かったと思います。

では旅行ではなく、仮に1年間住もうとしたら、どのくらいの費用になるのでしょうか?そもそも今の技術力で1年間住めるのか?という話ですが、結論から言えば可能です

問題なのは費用だけです、1年間住むわけですから桁違いな費用になると思います。

 
では具体的にどれくらいかかるのか?についてですが、これについては既に計算された動画もあるのでそちらもどうぞ!

まず宇宙飛行士4人を月に送ると仮定するとします。地球と月との距離は約38万kmも離れていますが、現時点で月まで行ける有人用のロケットはSaturnVというロケットだけだそうです。(SaturnVはアポロ計画の時に実際に使用された液体燃料多段式ロケットの名称です。)

このロケットを打ち上げるのに必要な燃料、さらに月に着陸する際の装置、月で生活する際のシェルター、1年間に必要な食料と水と酸素、これら全てを必要最低限の量確保しなければいけません。簡単に計算すると以下のようになります。

  • 輸送費:110億ドル
  • 燃料:14億ドル
  • シェルター:145億ドル
  • 食料:50億ドル
  • 水:38億ドル
  • 酸素:2億5000万ドル

全て足し合わせると約360億ドル、日本円に換算すると約4兆円です!

一番身近な天体の月でさえ1年間住むとしたらこれだけの費用がかかります、国家予算を圧迫するレベルで、もはや現実的ではないですね。

もちろんこれは4人の宇宙飛行士が1年間住むという前提の下での計算なので、宇宙飛行士の数を減らしたり、半年か3カ月程度の滞在であればもっと費用は減ると思います。仮に本当に月に長期滞在する計画を実行しようとしたら、現実的な予算内にせざるを得なくなるでしょう。(もっともトイレや風呂はどうするんだという課題も出てきそうですが。)

 

※世の中には月ではなく火星に移住することを本気で計画している人もいるようです。その人の名はSpaceX社のイーロン・マスク氏ですが以前当ブログでも記事にしたのでそちらをどうぞ!
NASAを超えるか? SpaceXの驚きの火星移住計画とは?

まとめ

以上が月への旅行と月に住むのにかかる費用のご紹介になりました!

実は月はレアメタルの宝庫とされていて、もし仮に月面基地が建設して資源の採掘が可能となればさらに科学技術が発展しそうです。月への旅行が普通になる時代はまだ遠いと言えますが、宇宙への憧れやロマンを抱いた人は多いのでそういった人達の活躍に期待したいところです♪

 

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