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真珠湾攻撃の陰謀論とは? アメリカは事前に知っていた?

投稿日:2016年12月22日 更新日:

安倍総理大臣が今月の26日と27日の二日にかけてオバマ大統領と一緒に真珠湾を慰霊のために訪問することが決まりました。ちょうどオバマ大統領が年末年始の休暇でハワイを訪れるのでそのタイミングと合わせた形になります。

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真珠湾とは太平洋戦争の引き金となった、日本軍による真珠湾攻撃が行われた場所のことです。

その真珠湾攻撃は75年前の1941年12月7日に起きました。

これまで現職の総理がハワイの真珠湾を訪問することは謝罪外交に当たるとして自粛される傾向にあったのですが、オバマ大統領が今年の5月に広島を訪問したこともあって両国が先の大戦の悲劇を繰り返さない反省の意を込める意味でも日米の両首脳がお互いの国を訪問し慰霊するという形をとったとも言えます。

 
戦争が終結して71年経過しましたが、改めて太平洋戦争の発端となった真珠湾攻撃を振り返ります。




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1.太平洋戦争勃発の経緯

1939年にドイツがポーランドに侵攻して第2次世界大戦が勃発しました。

真珠湾攻撃が発生したのはその2年後の1941年です、当時の日本はドイツ・イタリアと三国同盟を結び、それまで東南アジアに進出を強めてきたアメリカやイギリスなどの連合国と台頭することになります。

 
なぜアメリカやイギリスなどといった連合国と戦争しなければいけなかったのか?

当時の国力の差は歴然で、戦争をしないで和平するべきと言う人もいましたが、アメリカとイギリスと中国とオランダによるABCD包囲網日本に対しての強い経済制裁と、石油禁輸による措置のため日本国内での物資の枯渇、国力の低下は避けられない状態にありました。

 
故に日本も東南アジアに対して南下政策を強め、資源を確保し国力を保持する必要があったのです。

 
しかし当時の日本がアメリカと戦争して勝てる見込みは非常に少なく、中でも脅威と言われていたのが当時のアメリカの最重要軍事拠点である真珠湾の基地です。

少なくともこの基地を破壊して米国艦隊の西太平洋への進行を不可能にしない限り日本に勝機はないと、当時の連合艦隊司令長官の山本五十六海軍大将は提言していました。

 
真珠湾とは当時のアメリカの太平洋上における最重要の軍事拠点でした。

日本の南方進出政策をけん制するための太平洋艦隊の主力部隊がハワイの真珠湾に大集結していて、アメリカが巨額の防衛費を投じて建設した難攻不落の要塞と言われていました。

 
当時の多くの軍事評論家は、真珠湾は世界最高の軍事基地で「ここを落とすことは不可能だ、日本が攻撃してくることはあり得ない!」と語っていました。

真珠湾攻撃

真珠湾攻撃

しかし日本時間の12月8日、日本の航空機及び潜航艇によって行われた真珠湾の米軍基地への奇襲攻撃は日本側の勝利に終わり成功を収め、これによってアメリカは太平洋における戦闘能力が一時的に喪失しました。

当時の米政府のみならず米国民が受けたショックは計り知れないものがあったそうです。奇襲攻撃があったことを知った当時のルーズベルト大統領はすぐさま日本に対して宣戦布告しました。こうして日本とアメリカによる太平洋戦争が勃発したのです。

 

2.アメリカの陰謀論とは?

保守系の人達を中心にある議論ですが、日本の真珠湾攻撃はアメリカによる陰謀だという説があります。

 
既にヨーロッパではイギリス・フランスといった連合国側とドイツ・イタリアによるファシズム国家による戦争が激化していて、フランスがドイツに占領されるなど、連合国側が不利な状況になっていました。

イギリスのチャーチル首相は、当時のアメリカのルーズベルト大統領に対し参戦を訴えていたそうですが、ルーズベルト本人も諸外国との戦争はしないと宣言して選挙で当選しており、参戦したくてもできない事情がありました。

 
第一次世界大戦以降はモンロー主義に閉ざされていたアメリカの世論も参戦には消極的でした。

 
しかし日本の南下政策や中国の満州支配に対して反感を抱いていたことは事実です。その証拠にルーズベルト大統領は中国への援助を加速したりして、日本への包囲網を徐々に強めていきます。

 
資源的に余裕がなくなった日本は対外政策を強めるのは必至で、時間が経てば日本は戦争に踏み切らざるを得ませんでした。

また当時の日本軍の暗号も解読していて、真珠湾に対して日本軍が奇襲攻撃の計画を立てていたことも察知していたなどという証言もあります。察知していたにもかかわらず、ルーズベルト大統領は真珠湾に警戒態勢をとらせることはなかったと言われています。

日本が先制攻撃してくれれば、それを口実にイギリスなどと協力してヨーロッパとの戦争にも参戦できる、というのが最大の理由です。

 
もっともこれはあくまで陰謀論なので、100%確実というわけではありません。しかしよくよく考えてみれば当時の日本は既に東南アジアへの南下政策を強めており、アメリカとの全面戦争に突入するのはもはや時間の問題だったと言われています。

理由が何であれ、戦争に踏み切ったのは間違いないので、当時の外交力不足が招いた結果とも言われています。

 
どんな理由であれ戦争をすれば多数の犠牲者が出ます。その悲劇を繰り返さないという決意を胸に安倍総理は今月の26日に真珠湾を慰霊のために訪問します。今回の訪問で日米同盟をさらに強める意義があるといいますが、今年の5月にも現職のアメリカ大統領が初めて広島を訪問することも実現して両国の絆が強化されているのは間違いないそうです。

しかし依然として解決しない沖縄の基地問題や、TPPを脱退すると明言しているトランプ次期大統領で果たして良好な関係を維持できるか不透明な感じです。

 

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