どうも、11月になりいよいよ寒さも本格化してきます。暦の上では11月7日、8日あたりが立冬と言われています。冬至とはまた違うのでごっちゃにならないように。
冬至は夏至の反対語に当たり、毎年12月22日頃がその時期と言われています。その冬至の日には古くから日本ではゆず湯に入るという風習がありますが、これは江戸時代から続いています。
そんなゆず湯について健康効果や由来などを深く掘り下げながら解説していきます、参考にしてみてください。
1.冬至の日にゆず湯に入るという由来は?
冬至の日にゆず湯に入るという風習が始まったのは江戸時代からと言われています。
地学で学習すると思いますが、冬至というのは二十四節気の22番目のことで、北半球で最も昼の時間が短くなる日です。
言い換えれば太陽から受けるエネルギーが最も弱いという解釈もできるので古来から特別な日として扱われています。世界各地で冬至祭が行われていますが、実はクリスマスもこの冬至祭がキリスト教のイエスの生誕祭と混淆してできたものです。
さて冬至にゆず湯に入るという由来を探ってみると、面白いことにただの言葉のこじつけだったようです。
冬至の読みは「とうじ」です。ということで、湯につかって病を治す「湯治(とうじ)」にかけています。
また「柚(ゆず)」も「融通(ゆうずう)がききますように」という願いが込められてこのような風習が広まったと言われています。
これ以外にも単に運を呼び込む前に体を清めて厄払いするための禊だという説もあります。柚子は非常に強い香りがする植物ということもあって邪気払いにぴったりな果物だということでゆず湯が広まったとも言われています。
2.ゆず湯の健康効果は? 肌への影響は?
そんなゆず湯の健康効果はいかほどのものか?
と気になる方もいるでしょうが、柚子にはビタミンCやクエン酸が大量に含まれていて美肌に効果的、また冷え性や腰痛、肩こりなどにも効果的だとされています。
普通に食べたほうがいいんじゃないの?
とも思われますが、あまりにも酸っぱいのと、種が多すぎる、との理由で普通に食する人はあまりいません。レモンと同じように魚や唐揚げに添える調味料的な役割で用いられます。
ゆず湯というのはあくまで風習なので、家のユニットバスに無理矢理柚子を入れまくって楽しむのは家族に迷惑かけるのでほどほどに。
またいくら美肌効果があるからと言って入れすぎると刺激が強すぎて肌の弱い人はかぶれたり痒くなったりするのでご注意を!
気分だけでもゆず湯を味わいたいというのなら以下の入浴パックを使ってご堪能あれ♪
3.冬至の日にはかぼちゃも食べる
実は冬至の日はゆず湯に入る以外にもいろいろな風習があります。有名なのがカボチャを食べるという風習です、
ハロウィンじゃないですよ!
カボチャは別名で唐茄子(とうなす)という呼び方があります。
勘のいい人なら気づくかもしれませんが、これも冬至の「と」に因んでいるのでこじつけですwww
冬至にカボチャを食べると長生きすると昔から言われています。実際にカボチャはビタミンAを豊富に含んでいて、ガンの予防や美肌、目の健康にもいいらしいです。
ただしビタミンAは高温だと壊れやすい性質のため、できるだけ短時間で油を使って調理したほうがいいです。
いかがでしたか、参考になりましたら幸いです。今年も元気に冬を乗り切りましょう!
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